ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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12/25 月例ミーティング報告

 今月は年末だから恐らく参加して下さる方は少ないだろうと予想していたが、その予想通りになった。参加者は女性ばかり4名と、常任ゲストの岩井氏と私を併せて6名。年齢は70代が4名、60代・50代それぞれ1名であった。ここ数カ月は12~17名の参加者があったので、10名分の準備をしたのだが、ムダになったことは残念であった。
 その代わり、参加された中で2人の女性は思う存分発言する時間があったので満足されたことと思う。それも話題は珍しく個人の身上・事情ではなく、世界の動きや未来予測に関連していた。
 
 この月例ミーティングに協力して頂いている岩井猛氏自身、ずっと昔から核兵器反対どころかすべての兵器を地上から根絶するために運動を続けて来たのだから、まさに未来の夢に賭けた半生というべきだろう。その意味では、霊的な個人相談は余技というべきで、そのために時間を割くことは極力避けてきたとも聞いている。
 岩井氏の核兵器反対運動のきっかけは、20代で入信して間もなく「とめふで」と呼ばれる非公開の飯降本席による「おさしづ」を入手して読んだためという。それ以来、この世の終末というべき立て替えの刻限を預言した啓示は、岩井氏の心から離れることはなかった。(追記:上にリンクした「とめふで」の下段から、岩井猛氏を代表とする「刻限二五会議」サイトにもアクセスできます)

 私も未来予測の情報を用意していたのだが、むしろ聞き手に回ることになったので、参考になる資料を紹介するだけに留めた。その資料とは、25年以上前に発行された角田忠信著『脳の発見』で、著者は右脳と左脳の違いから人類の中で日本人だけに見られる特徴を実証したことで知られている。なぜそんな古い資料が未来予測に関係あるのか、その内容を読めば理解して頂けると思う。
 つまり、日本人は「感情音、素人のハミング、虫の音、鳥の声、牛や犬や猫の啼き声、自然界の小川のせせらぎ、風、波、雨の音、もっと驚いたことには、伝統的な邦楽器の音まで言葉と同じように左半球優位であることがわかったのである」
「一方、日本人以外の人達の場合には言語半球優位の音は、計算能力の外に子音・母音を含む音節のような、はっきりした言語音だけが言語半球(左半球のこと)優位になって、それ以外の音は全て右半球が優位になる。
 つまり(外国人の場合は)西洋楽器音、邦楽器音、機械音、持続母音、感情音のすべて、ハミングから動物の啼き声を含む自然界の音すべてが右半球優位であった」(以上、前掲書84~85頁、カッコ内は筆者の付記)

 上記の文節は角田忠信著『脳の発見』から引用したのだが、さらに結論というべき部分を読んでみたい。これは客観的に認めざるを得ない科学実験の結果なのだ。
「我々の聴覚の優位性に示された自然音の処理機構は、日本人の場合には、理性である言語音や計算、また、感情的・感性的な泣き声、笑い声、常道的な人間の声、さらに自然界にある、虫の音、動物の啼き声から小川のせせらぎ、雨、波、風の音、邦楽器の音、それらが全部一体になって全部言葉と同じように言語半球(左半球)優位に処理されている。
 一方反対の右脳というのは、構造的にはハーモニックな西洋楽器、機械的な音、雑音のように、むしろメカニックな、モノとして表わされるような無機的な音の処理にあたっている。こういう分担になっている。
 つまり我々の場合には、理性と感性と自然とが一体になっているという、日本人の心のありかたとか、日本の歴史や、文芸作品に見られるような、日本的な情緒の世界をよく表わしているようである。日本人論でよく結論的に言われていることは、日本文化や日本人の特徴として、自然性ということ、自然を好み、または自然と一体になって包まれていたいというような心情があげられる。それから非常に感情的である、情緒的である、そしてあまり論理だけを独立させない。むしろ非論理的と言われるようなそういう世界をもつ、というようなことがいわれるが、この優位性のパターンと非常にうまく一致している。
 一方、非日本語で育った人の場合には、あくまでも左脳の分担は理性だけであって、理性以外のものが入り込む余地がない。一方に、理性の左脳があり、他方に自然界の全ての音と感情的な人間の声、それを処理する右脳がある。理性(ロゴス)とパトス・自然とが截然と分かれている。こういう文化は、主に西洋の文化で代表されるもので、日本と西洋との差がこういう聴覚の優位性のパターンから導き出せるかもしれないと考えられることである。
 注意すべきことは、西洋語型というのは必ずしも西洋人だけでなくて、日本人以外の全ての東洋人とか、他の外国人にも当てはまるということである。こういうパターンは明らかに言葉の違いによって起こったもので、決して遺伝的なものではない。……」(同書88~89頁、下の図解参照)
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 引用が長くなって恐縮だが、何故こうした右脳・左脳の違いが未来予測と関係あるのか疑問に思われるかも知れない。が、実は根本的な関係があるという結論になることだけ申しておきたい。
 中途半端な報告になったが、年末の忙しい時節にこれ以上長くなるのは自他ともに迷惑に違いないので、続きは来春の宿題として残しておくことにしたい。
 それから、来年早々に新企画を発表するつもりなので、どんな展開になるか期待して頂きたい。と同時に、月例ミーティングについても、来年は特別ゲストの招待など、マンネリにならないため工夫したいと思っている。
 最後に読者の皆様、それぞれに佳い新年を迎えられますことを念じながら、今年最後のブログを終わります。
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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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