ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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「おふでさき」を拝読する牧師さん

 キリスト教の珍しい牧師さんに先日お目にかかった。というのは、先日奈良市内の文化会館の一室で、平和に関心の深い天理教者との懇談の場で、「福音週報」というミニコミ誌に「おふでさき」の解釈を連載されていて、しかも日本宗教者平和協議会の理事長でもある橋本左内氏(一度聞いたら忘れないお名前の75歳)を中心として話し合う機会があったからだ。何しろ昭和60年代、ほぼ30年前から、平和運動の先覚者として橋本氏の右に出る者はいないと言える。
 
 お誘いを受けた私は、ぜひお見せしたいと教祖直筆による「おふでさき」の一節と共に「おふでさき号外」として知られている3首のおうたをプリントして出席の方々みんなにお配りした。
 にちにちにこころつくしたものだねを
   かみがたしかにうけとりている
 しんじつにかみのうけとるものだねは
   いつになりてもくさるめはなし
 だんだんとこのものだねがはえたなら
   これまつだいのこうきなるぞや

(ここで「こうき」とは「基礎・基本」の意味と受け取ることができる)
 この号外は、明治7年、高山にをいがけの始まりとなった教祖の山村御殿への呼び出しがあった年、側近の人々に与えられたおうたと伝えられている。その直後から官憲の迫害干渉が始まったのであった。
 この号外のおうたは、どの宗教宗派にも共通する天の法則をやさしく表わされているので、その場のムード次第では団伊久磨の名曲を歌ってみせたいと思っていたのだが、それは遠慮することにした。
 
 橋本牧師は教会を担任していない自由な立場にあるということだが、頂いたパンフレット(講演要旨)に目を通すと、旧約聖書や「おふでさき」のみならず、仏典からの引用をはじめ18世紀の哲学者カントの「永遠の平和のために」という論文からの引用もあり、広い視野から平和の意義と信念を説いた内容であった。
 近代において最も影響力の大きな哲学者の一人と言われるカントは、自らの思想は200年後に理解されるであろうと予告していたと聞いたのも初耳であった。
 とくにその小冊子の最後に引用されている文節は、何度でも読み返してみる価値がある。それは「あなたが世界を変える日、12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」よりと記されている。

  もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、
  貧しさと環境問題を解決するために使えば、
  この地球はすばらしい星になるでしょう。
  
  私たちはまだ子どもだけど、そのことを知っています。
  学校で、いや幼稚園でさえ、
  あなたたち大人は私たち子どもに、
  世の中でどうふるまうかを教えてくれます。
  たとえば、
  争いをしないこと
  話しあいで解決すること
  他人を尊重すること、ちらかしたら自分でかたづけること
  ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
  わかちあうこと
  そして欲張らないこと
  
  ならばなぜ、あなたたちは、
  私たちにするなということを
  しているのですか。
  なぜあなたたちが今
  こうした会議に出席しているのか、
  どうか忘れないでください。
  そうして、いったいだれのためにやっているのか。
  
  それはあなたたちの子ども、
  つまり私たちのためです。
  みなさんはこうした会議で、
  私たちがどんな世界に育ち
  生きていくかを
  決めているのです。
  
 その日の懇談は午後4時頃に終わったが、その夜の予定を聞かれた橋本牧師は、翌日の午後から別の会合に出席する予定だが、今晩どこに泊るか決めていないとの返事。それを聞いた主催者に頼まれて、思いもかけず橋本牧師を私が一人で天理市に案内し、その夜は詰所で一泊してもらうことになった。私としては願ってもない機会と受け取って、軽四に同乗してもらって天理市へ向かった。
 天理市内に着いたのは夕方遅くなったので、回転すし店で夕食を共にして、予めサービスは最低とお断りした上で詰所へ到着した。ふだんの詰所はガラ空きだから、部屋だけは広々としていた。
 その夜と翌日午前中の報告をしたいのだが、あまり長くなるので次回に続報として書き込むことにしたい。

<続・「おふでさき」を拝読する牧師さん>につづく
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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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