ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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「一手一つ」はスローガンに過ぎないのか

「立て替え」の(2)を連載するつもりであったが、たまたま昨日わが事として体験した官僚主義的な出来事を報告しておきたい。
 些細な事といえばそれまでだが、私には黙って引き下がれない出来事であった。というのは、昨日午後から天理市民会館やまのべホールで「第32回奏でる一手一つ」(天理教音楽研究会主催)が催された。身内が出演するので私は会場へ駆けつけようとした。天理駅の真東に当たる本部管理の広大な駐車場なら間違いなく駐車できると思って入口へ回ったところ、二人の係員から制止された。
「奏でる一手一つの会場へ行くので駐車させてほしいのですが・・・」と目的を告げると、
「許可証はありますか? 係員か関係者でないと駐車できませんから」との答え。
「それじゃ聴衆は何処へ駐車すればいいんですか?」と、いささか感情を害した私。 
「駅前に立体駐車場がありますから、そこへでも駐車して下さい」
「え? 有料の駐車場へ行けというのですか? ここはガラガラじゃないですか。それに許可証とか関係者とか制限するわけがわからないね。もう、いいから」私は本気で感情を害し、捨てゼリフを残して車のハンドルを切って入口を離れた。

 市民会館の南側には道友社と参拝者の駐車場が隣接していることを知っていた私は、駅前より会場に近いそこで駐車するつもりだったが、その前まで行って又またアテが外れた。道友社のほうは開いているのだが、隣の参拝者用の駐車場の入口は蛇腹ドアが閉まったままで入れない。
 今年まで32回も続いている「奏でる一手一つ」というからには全教的な催しと思ったのだが、単に演奏団体の関係者だけが「一手一つ」になる目的の行事に過ぎないのだろうか。その演奏団体は、本部管内の各学校の音楽サークルや直属・教区関係のサークルを合わせて12団体が参加している。
 何とか会場のホールへ着くと、聴衆はほぼ6~7割しか入っていない。初めから一般市民や市内在住のようぼくの参加は期待していないとすれば、700人も入れる大ホールを会場にする必要はないはずだ。
 
 おそらく32年前、「歌う一手一つ」と共に「奏でる一手一つ」は、全教的な活発な演奏活動の発展を期して企画されたに違いない。その後の経過は決して発展とは言い難く、段々とジリ貧状態になっているとしか思えない。前回(1)に述べた伝統主義の事例として思い合わせたくなる。他にも様々な伝統的な行事が、前年通り続けられていることは誰でも承知していることだろう。
 
 第一、教内だけでなく、天理市民へのPRも全くされていない。ただ昨年も開催したから今年も続けることだけが目的となっている。「一手一つ」というからには教内と教外(天理市民)が一つになることも宗教都市・天理のあり方ではないだろうか。
 また、駐車場の使用制限について推測すれば、本部施設が官僚的なセクト主義で管理されていなければ幸いである。聴衆の便宜を第一に配慮しなければ、本来の「一手一つ」の精神とは程遠いと言わなければならない。
 
 ついでに付け加えれば、「一手一つ」という教語は原典おさしづを出典とするのだが、本来10本の指が一つの目的に合わせて見事に協力して動く状態を現されている。何も10本の指だけではない。体内のあらゆる内臓や細胞は、すべて「一手一つ」と同様に協力し合って働いているからこそ、いのちが維持・成長することを再確認したい。健康な人体こそは、全身が「ひのきしん」のモデルに違いないからだ。
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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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