ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

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20年前の雑誌記事から

シャーリー・マクレーンとの対話(抄録)

 前回のブログに予告した通り、積み重ねた資料を整理していて掘り出したコピーを紹介したい。その内容は、「表と裏の道」で触れた目に見えない「裏」に関係があるからだ。「輪廻転生」や「生まれ替わり」の問題は、まさに「裏の裏」に違いない、目に見えない神秘の世界であろう。
 アメリカの女優などに関心はない読者もあるだろうが、女優といっても只者ではない。映画もショーも主役の座を譲らぬ名演技でファンの感動を呼ぶとともに、自伝的小説あり、霊的世界の体験記など数々の著書がある。1934年生まれで今年76歳になるが、娘にサチコと名付けたほど若い頃からの親日家として知られている。1983年には映画「愛と追憶の日々」でアカデミー主演女優賞を受けた。



 記事のタイトルにある対談の相手は『生命潮流』などの大著で世界的に名を知られたライアル・ワトソン氏で、シャーリーに一目も二目も置いて対話しているようだ。とにかく生命科学者・ワトソン氏の文節の一部を読んでみることにする。(ワインレッドの部分はマクレーンの発言)
<シャーリー.マクレーンが前世は存在するという考えを公表したのは、1983年のことだ。以来、そうしたことにはつきものの嘲笑に耐え抜いてきた。彼女は弁解することもなければ身構えることもなく、ユーモアのセンスで原則を貫き通した。晩餐会の席では「この三千年で食べた料理のうちでいちばんおいしい」と冗談を言い、ショーでもさりげなく自分の信念を語ったりした。東京公演では、人に何と思われようとやりたいことをやるのといった内容の新曲を披露した。確かに彼女は人にどう思われるかなど気にしていない。
 彼女と話していて、前世という考えがきわめて価値のある有益なものとして彼女の中でなんの矛盾もなく受け入れられており、それに対してまったく疑問をもっていない、という印象を受けた。>
 
<公演でエネルギーを消耗してくたくたになっていた彼女は、ツマミに出されたサシミはパスして(私もたいていはそうだ)、すぐにエネルギーになる炭水化物たっぷりのスシへ手を伸ばした。そしてスシを頬ばりながら、マクレーンは首に掛けたお守りの話に戻っていった。
「これが大切なのは、この日本での前世と私とをしっかり結んでいるからなの。私自身と私の前の夫の、二つの前世のね。前の夫の前世は、十五世紀に宗教改革を提唱した一休という禅僧だったの。詩歌と書画の達人で、文芸復興を指導しただけでなく、七十代後半にすごく情熱的な恋愛をしたことでも知られている人よ。彼は人間の性欲を認め、女性のエネルギーに敬意を払ったの。その恋人というのが、四十歳年下の盲目の歌い手でね。私はその恋人の生まれ変わりじゃないかと思っているの」
 私が前世について今でも多少疑問をもつ理由のひとつは、前世を信じる人たちが自分を有名人の生まれ変わりだと思うことが多いからである。農民とか漁師とか洗濯女とか歩兵とか、普通の人びとが断然少ないのだ。論理的にいえば、大多数の魂が生まれ変わるべき肉体を求めてさまよっていることになる。マクレーンのために断っておくと、彼女自身にはまだほかにも、義足の海賊とか、アフリカの母親、アトランティスの司祭、尼僧、足の不自由な子供、仏教の僧侶、インドの象使い、ロシアのバレリーナ、インカの少年などいくつかの過去世があり、そのどの記憶も細かいところまでじつに生き生きとしている。そうした記憶が疑問視されることは、彼女も知っている。マクレーン自身もかつては疑っていたのだが、現在の自分や波瀾に満ちた人間関係を理解するのに非常に役に立つことを発見して、納得したという。
「知的なレベルでしか考えない人たちって、自分の世界で安心してくつろぐことがだんだん少なくなってきたように思うの。何ごとも意味をなさなくなると、うまく判断できなくなって、辛辣になったりシニカルになるものでしょ。でも私の場合、自分が何者で、どこから来たかを知っているかぎり、何かに脅えるということはないの。どんな出来事にもそれなりの理由があって起こるのだと思うわ。私の本を読むと、過去にとられすぎると思われるかもしれないけど、それはまったく違うわ。大切なのは、〈現在〉よ。過去の知識にできるのは、せいぜい現在を正しく把握して不安を取り除く手伝いをするだけ。不安を取り除かれた精神は、どんどん私を創造的にしてくれる。私の人生に起こることには、たとえ悪いことでも、すべて理由があるんだ、それなりの教訓があるんだと考えるようになってからは、流れにまかせることができるようになったの。依怙地になったり抵抗したりするのをやめて、思い切って流れに逆らわずにやってみると、自分の望んでいたとおりになるものよ」

 マクレーンの表情や口調があまり確信に満ちていて、私には反論する言葉も見つからなかった。私の前にいるのは、苛酷なツアーの最終日、ひどい風邪を引きながら、十代のダンサーでもよれよれになってしまいそうな百分間のショーをこなしてきた五十代後半の女性だった。
 しかも、ものごとを分析的に科学的に思考しようとする訓練を大学で受けた私の左脳にとって、彼女の考え方にはいろいろ問題を感じていたにもかかわらず、私はこの女性は何らかの真理をつかんでいると思わずにはいられなかった。>(後略)
(後 記) 
 ずいぶん長くなってしまったので、私(植田)の僅かな霊的体験や霊的世界についての受け取り方、前世と生まれ替わりの実例などについては、いずれ又の機会にゆずることにしたい。
 なお、数多く翻訳されているシャーリー・マクレーンの著作は、Amazonで検索すればズラッと安値で表示され、文庫本は1円で出ている。といっても、もはや価値がなくなったわけではないと思うのだが。
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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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