ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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教祖百三十年祭を迎えて

 当日は数日前からの寒さの中にも日射しに恵まれた日和であった。おぢばを中心として、パイプ椅子が神苑一帯を埋め尽くし、至るところに臨時の駐車場と仮設トイレが設置されていた。
 年祭のかぐらづとめは午前10時30分に始まったが、その半時間前には、すでに境内は人々々で埋めつくされていたので、お茶所付近のパイプ椅子に坐ることにした。冷たい真冬の空気を青空の日射しが暖めてくれた。前日までの前例のない低い気温が年祭とともに逃げ去ったような有難い思いであった。天理市内も水道は凍ったが、降雪は見られなかった。

 その前日25日には天理駅前の喫茶店シンフォニアを臨時会場として1月例会をもった。入れ替り立ち替わりにメンバーが出入りして、やはり落ち着かなかった。自分としては「年祭後の心定め」を語り合う場にならなかったことを残念に感じている。また、とくに報告するべき事項を思い出せない。その店はブログにもPRしているが、前の道路は駐車禁止になっていることを注意しておきたい。

 年祭は決してお祝い事ではない。というより百年前、百十年前の年祭と比べても、帰参者の数だけ比べても激減していることは確かである。いつも繰り返すようだが、教祖昇天後10年目で信者数300万人を超えていたことが記録されている。それから10年ごとに倍々に増加していき、当時6千万人前後だった日本人口の10分の1に等しい信者数に達したとも聞いている。しかも百年祭までは10日間、あるいは数日にわたる年祭期間が設けられていた。
 70年前には日本人全体にとって想定外の敗戦が大きな痛手となったことも確かであった。一方、明治の頃より親神の啓示は、必勝の夢が破れ、親神の教えを禁圧していた政治権力が踏み均されるとともに、誰に遠慮なく神一条の理を説ける刻限が到来することを予告されていた。

 しかし戦後70年を経た現在、信者数よりも何よりも、原典にしるされている中山みき教祖の教えがどれほど日本中に浸透しているだろうか。そう思えば、教祖に対して申し訳ないとお詫び申し上げる年祭でなければならない。
 未だ医療技術や社会福祉が普及していなかった明治時代に、過去の神仏とは次元を異にする神の守護として、身分や役職に一切の差別なく十柱の神が身の内に入り込んで守護されている教えを聞いた人々は、その親心に感激して入信し、神の実証として不思議な救けに浴して布教に奔走した。

 ところが現在、医学は万能の神に代わり、社会福祉や差別撤廃は常識となった。細胞だけで構成されている体内をいくら検査しても神の居場所は見当たらない。唯物科学では「元の理」のはたらきを認知できないから、物質から成る細胞が生命の単位であり原因とされる。その細胞一つさえ人智では創れないのが科学の限界に違いないが、生命は偶然に発生し進化したと考えるのが常識となっている。少なくとも私は、自分より年上のオトナ、しかも神霊の実在を認めない人間は一切信用しないことにしている。

 既成宗教への関心が薄れている現在、仏教やキリスト教も僧侶や牧師のいないお寺や教会が増えているという。他の宗教はすでに十数世紀の歴史を経ているが、中山みき教祖の原典は、まだ世の中にほとんど知られていないままになっている。一方、世の中はかつて戦争で生命を大量に破壊したが、今またテロ、親子をはじめ無差別殺人による人命破壊の増大傾向が続いている。未だ「むねのわかりたものはない」「しらぬがむりではない」人々が99%を占めていると申しても過言ではないだろう。

 親なる神は人間と同じ次元の存在ではない。人間には未来の見通しはできないし、生命を創造することもできない。教祖に入り込まれた「元の神・実の神」は、50年後100年後を見抜き見通しであり、生命の元となる細胞を創造し進化させ、一刻の休みもなく新陳代謝を持続させている「創造原理」に他ならない。2、3年前にその教理の一端を自分は『秘められた大預言』『泥海古記の真実』として学研から公刊する機会を与えられた。メールに添付した原稿ファイルの内容と表現を無条件で認めてくれた見知らぬ学研の編集長との間に偶然とは思えない縁が結ばれたからであった。

 年祭後は「未来をひらく生命の哲学」をテーマとして、若い世代へ向けて真実の教理を伝えたいと心に定めている。そのために教内だけを対象とするのではなく、広く普及している電子メディアを活用して「にをいがけ」に徹したい。心を「ろくぢ」(平ら)に踏み均し、「よろづいさいのもと」を説き聞かせ「たすけを急」がれている親神様の望みにいささかでも応える道に違いないと信じるからであり、80代の教祖ひながたを現代に生かす道を模索したいのだ。
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