ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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12月例会報告「日本の中心となる価値を求めて」


 年末でもあり参加者は最低の12名にとどまった。泣いても笑っても教祖百三十年祭は1ヵ月後に迫っている。そこで、今さら遅すぎると言われるかもしれないが、真理は永遠に変わらない故に110年前の教祖二十年祭に当って啓示された原典おさしづを拝読することとした。当日はそのコピーを配布したので、この報告でもファイルをリンクしたい。ぜひ心を鎮めて拝読してくださることを期待している。
「教祖二十年祭に当っての原典おさしづ」(リンク)

 次に「おさしづ」の中で問題視されている「とめふで」の預言が岩井顧問を中心として話題になった。「とめふで」にはいくつか写本が残っているが、その中に明治34年(1901年)の年月日まで明記した文書がある。
 その「とめふで」の後半の一節に「見えぬ先から四十五年、見えてから心得せよ」という一節がある。その年から45年先はまさに昭和20年(1945)であり、太平洋戦争が無条件降伏で終結した年に当る。戦後の民主的大変革は、法律の上で「上・高山(権力層)」を「ろくぢ」(平ら)に踏み均す」預言の実現であった。当時13才(中学2年生)であった私は、聖戦必勝を信じて叫んでいたオトナたちの言動を信じられなくなり、百年先を見通されていた神示だけが唯一の頼りであった。
 さらに「とめふで」には続いて「いつの事やと思うなら、三六二五の暮合いに、これを百十五年限りとす」と記されている。明治34年から115年目は、やはり来年(平成28年)に当る。世界的に行き詰まっている現在の情勢を大掃除して、あらゆる欲望から自由になり、互いにたすけ合いしなければ生きていけない刻限が到来するのはそう遠くないだろう。来たるべき世界では、親なる神によって創造され進化した「いのち」が何より貴重な価値となり、「元の理」(創造原理)を中心とした共存共栄の世界に目覚めることを希求したい。
 ところが一方、日本国内では神社本庁を中心として過去の国家神道復活をもくろむ右派の活動が地道に拡大しているという。たしかに日本人の心を統一するためには中心となる原理の体現者を必要とする。しかし、過去においても天皇陛下自身が戦争の拡大を望んだのではなく、天皇を神として利用した政治家や軍部エリートがあたかも現在のイスラム国のごとく聖戦を世界に拡大したのであった。今こそ「古事記」に代わって「泥海古記」が真実の価値の中心とならなければならない。

 いのちの価値というテーマに関連して、例会では「身心の健康」が話題になった。例えば各種の癌を治療するため手術や抗がん剤に延命効果があるのか、癌の種類によっては逆に余命を縮める結果となることもあるという情報が流れている。高価な抗がん剤や手術費用が国民医療費の赤字増大を招いていることも否定できない。
 また精神的疾患は病院の精神科では治癒しないので、修養科が最善の方法ではないかとの発言もあった。事実、最近では精神安定剤などの薬を使わない治療が主流となっている。断食すれば精神疾患の治療になって長生きできるし、ヒステリーは異常な筋肉の緊張状態に他ならないとの説もある。
 他にもアスペルガー症候群は神経の伝達経路の異常が原因で、ダウン症状の子どもは遺伝子が普通より多く、誰ともケンカしないし、きれいなオーラが出ている。千人の親に一人のダウンが出生するのは親の魂を成長させるためである・・・等々、いわゆる異常性を示す子どもには何らかの役目があると受け取るのが本当であろう。 
 一方、親から虐待を受けた子どもは、オトナになって自分も子どもを虐待するようになる、まさに負の連鎖となることは間違いない。

 最後に、例会報告から外れるが、12月23日天皇誕生日に際して満82歳になられた天皇陛下の記者会見におけるお言葉を紹介しておきたい。右翼が天皇を持ち上げるのなら、その思いを受け取って厳守するのが本当だが、安倍首相はじめ右翼団体に加入している殆どの自民党の政治家は天皇陛下の思いを軽視もしくは無視していると言わざるを得ない実情なのだ。
 以下「戦後70年、先の戦争を考えた一年」として語られた毎日新聞ネット記事から。
「今年は先の大戦が終結して70年という節目の年に当たります。この戦争においては、軍人以外の人々も含め、誠に多くの人命が失われました。平和であったならば、社会の様々な分野で有意義な人生を送ったであろう人々が命を失ったわけであり、このことを考えると、非常に心が痛みます。

 軍人以外に戦争によって生命にかかわる大きな犠牲を払った人々として、民間の船の船員があります。将来は外国航路の船員になることも夢見た人々が、民間の船を徴用して軍人や軍用物資などをのせる輸送船の船員として働き、敵の攻撃によって命を失いました。日本は海に囲まれ、海運国として発展していました。私も小さい時、船の絵葉書を見て楽しんだことがありますが、それらの船は、病院船として残った氷川丸以外は、ほとんど海に沈んだということを後に知りました。制空権がなく、輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも、輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います。今年の6月には第45回戦没・殉職船員追悼式が神奈川県の戦没船員の碑の前で行われ、亡くなった船員のことを思い、供花しました。

 この節目の年に当たり、かつて日本の委任統治領であったパラオ共和国を皇后と共に訪問し、ペリリュー島にある日本政府の建立した西太平洋戦没者の碑と米国陸軍第81歩兵師団慰霊碑に供花しました。パラオ共和国大統領御夫妻、マーシャル諸島共和国大統領御夫妻、ミクロネシア連邦大統領御夫妻もこの訪問に同行してくださったことを深く感謝しています。この戦没者の碑の先にはアンガウル島があり、そこでも激戦により多くの人々が亡くなりました。アンガウル島は、今、激しい戦闘が行われた所とは思えないような木々の茂る緑の島となっています。空から見たパラオ共和国は珊瑚礁(さんごしょう)に囲まれた美しい島々からなっています。しかし、この海には無数の不発弾が沈んでおり、今日、技術を持った元海上自衛隊員がその処理に従事しています。危険を伴う作業であり、この海が安全になるまでにはまだ大変な時間のかかることと知りました。先の戦争が、島々に住む人々に大きな負担をかけるようになってしまったことを忘れてはならないと思います。

 パラオ訪問の後、夏には宮城県の北原尾、栃木県の千振、長野県の大日向と戦後の引揚者が入植した開拓の地を訪ねました。外地での開拓で多大な努力を払った人々が、引き揚げの困難を経、不毛に近い土地を必死に耕し、家畜を飼い、生活を立てた苦労がしのばれました。北原尾は、北のパラオという意味で、パラオから引き揚げてきた人々が入植したところです。

 この1年を振り返ると、様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。

 私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。

 今年もあとわずかになりました。来る年が人々にとって少しでも良い年となるよう願っています。」



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