2015.12/17 [Thu]
来年に持ち越された数々の課題
つづいて今年の後半7月からのブログ記事をふりかえってみたい。
まず7/7付の「希望に満ちた未来の情報」では「天の理」と「地の理」を対比させて故人となった船井幸雄氏の遺著『二つの真実』を紹介している。
<少なくとも、最近の何千年か、地球上では人類は「地の理」に支配されていました。しかし、そんな時でも「天の理」にしたがえば、「地の理」の掟(おきて)を破ることはできたもようです。いまでは完全に「天の理」にしたがうことによって「地の理」のルールは破れます。
うれしい時代になったものです。>
「我田引水と受け取られては困るのだが、むかし船井氏は壮年時代に常岡一郎氏(鎮西大教会初代・参議院議員・雑誌「中心」創刊者)の影響を受けて「天の理」という熟語を使ったり、また近年ではやはり村上和雄氏(筑波大学名誉教授・遺伝子学者)の影響で「親神様」を「サムシング・グレート」または「創造主」と呼んで認知していた。氏の思想内容の一面には、中山みき教祖の「元はじまりの理」「陽気づくめ」「ひのきしん」の教えが反映しているように思われる。」
しかし、著者の思い通りの未来になるかどうかは、先の見通しの能力に限界のある人間のことだから、どこまで信じてよいかは不明といわざるを得ない。
次に7/14と7/21に「自然に回帰して健康を増進する情報」として2回連続で発信したのは、(その1)明治元年創業の新潟県内の山崎糀屋から通信販売している「生黄糀」(なまきいこうじ)から作る糀水、および体内の解毒と保温に有効な「5本指のシルク靴下」を紹介した。その両方とも私は今も実行している。
7/25には「最近の異常事態」として7月上旬だけで異常な犯罪や事故が日替わりで発生した。その原因について次のような感想を述べている。その後も、かつてなかったような事情が毎日のように発生しつづけている。
「それらの記事は10年以上前に見かけた覚えはない。まさに最近の社会情勢を反映しているとしか思えない。それらの事件に共通する特性は、強者が弱者を殺傷する傾向といえないだろうか。社会的な格差は歪んだ行動を呼び起こすのではないか。しかも当事者(犯人)は瞬間的な意識しかなくなり、衝動を自分で抑止することができないで、時間・空間ともに意識のひどい狭窄状態に陥っている。一日後の未来や家族を含めて他者の生命を無視する単細胞の症状ともいえる。まさに「おふでさき」にしるされている通り、
めへ/\にいまさいよくばよき事と
をもふ心はみなちがうでな 三ー33
文字通り意識が瞬間的な「いま」に拘束(梗塞)された症状に違いないだろう。」
7/25付のブログでは「戦後70年目の夏を迎えて」の記事の中で次のようなコラムを引用している。詳細は記事の日付から確認していただきたい。
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
8月に入って2日には、私が代表となって11年前に開設したボランティアの別サイト<戦争を語りつぐ証言集>についての意図と現状の報告、および同サイトに関連して新聞社から取材を受け記事が掲載された報告を発信している。
9/7には安倍政権の集団的自衛権にもとづく安保法案に対する他教団(立正佼成会)の反対声明文の紹介、さら9/17には、かつての戦争中に50曲以上も作曲されて大流行した「戦死を賛美する軍歌」のうち数曲の歌詞を紹介している。
また9/21「私が共感する最近の情報」の中に引用した次のメルマガの一節が忘れられない。
「安倍も山口も石破茂も戦争を知らない世代である。戦後の食糧難の時代も知らないだろう。かれらにとっては、太平洋戦争はひもじさの体験ですらない。そこから愚かで勇ましい発言が出てくる。」
9/25月例会報告=「にほんのもの」として天から認められるための条件」では「おふでさき」にしるされている「にほん」と「から」のお歌を検索した結果を報告している。
10月はもっぱら原典にもとづく正しい「理」の定義について連載し、25日の例会報告では「おさしづ」を基に「神のざんねん」が顕われたら世の中はどうなるか、最終的な「陽気づくめの世界」はどのようにして実現可能か、岩井顧問が熱情こめて説明した内容を要約している。
11月は身心の健康情報として「自律神経のアンバランスが免疫の強弱と密接な関係がある」という学説の紹介、および世界的なテロの拡散に対処する「むほんづとめ」の意義を訴えた。
以上で今年の更新情報を駆け足でふりかえったが、言葉足らずの点はお許しねがいたい。
まず7/7付の「希望に満ちた未来の情報」では「天の理」と「地の理」を対比させて故人となった船井幸雄氏の遺著『二つの真実』を紹介している。
<少なくとも、最近の何千年か、地球上では人類は「地の理」に支配されていました。しかし、そんな時でも「天の理」にしたがえば、「地の理」の掟(おきて)を破ることはできたもようです。いまでは完全に「天の理」にしたがうことによって「地の理」のルールは破れます。
うれしい時代になったものです。>
「我田引水と受け取られては困るのだが、むかし船井氏は壮年時代に常岡一郎氏(鎮西大教会初代・参議院議員・雑誌「中心」創刊者)の影響を受けて「天の理」という熟語を使ったり、また近年ではやはり村上和雄氏(筑波大学名誉教授・遺伝子学者)の影響で「親神様」を「サムシング・グレート」または「創造主」と呼んで認知していた。氏の思想内容の一面には、中山みき教祖の「元はじまりの理」「陽気づくめ」「ひのきしん」の教えが反映しているように思われる。」
しかし、著者の思い通りの未来になるかどうかは、先の見通しの能力に限界のある人間のことだから、どこまで信じてよいかは不明といわざるを得ない。
次に7/14と7/21に「自然に回帰して健康を増進する情報」として2回連続で発信したのは、(その1)明治元年創業の新潟県内の山崎糀屋から通信販売している「生黄糀」(なまきいこうじ)から作る糀水、および体内の解毒と保温に有効な「5本指のシルク靴下」を紹介した。その両方とも私は今も実行している。
7/25には「最近の異常事態」として7月上旬だけで異常な犯罪や事故が日替わりで発生した。その原因について次のような感想を述べている。その後も、かつてなかったような事情が毎日のように発生しつづけている。
「それらの記事は10年以上前に見かけた覚えはない。まさに最近の社会情勢を反映しているとしか思えない。それらの事件に共通する特性は、強者が弱者を殺傷する傾向といえないだろうか。社会的な格差は歪んだ行動を呼び起こすのではないか。しかも当事者(犯人)は瞬間的な意識しかなくなり、衝動を自分で抑止することができないで、時間・空間ともに意識のひどい狭窄状態に陥っている。一日後の未来や家族を含めて他者の生命を無視する単細胞の症状ともいえる。まさに「おふでさき」にしるされている通り、
めへ/\にいまさいよくばよき事と
をもふ心はみなちがうでな 三ー33
文字通り意識が瞬間的な「いま」に拘束(梗塞)された症状に違いないだろう。」
7/25付のブログでは「戦後70年目の夏を迎えて」の記事の中で次のようなコラムを引用している。詳細は記事の日付から確認していただきたい。
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
8月に入って2日には、私が代表となって11年前に開設したボランティアの別サイト<戦争を語りつぐ証言集>についての意図と現状の報告、および同サイトに関連して新聞社から取材を受け記事が掲載された報告を発信している。
9/7には安倍政権の集団的自衛権にもとづく安保法案に対する他教団(立正佼成会)の反対声明文の紹介、さら9/17には、かつての戦争中に50曲以上も作曲されて大流行した「戦死を賛美する軍歌」のうち数曲の歌詞を紹介している。
また9/21「私が共感する最近の情報」の中に引用した次のメルマガの一節が忘れられない。
「安倍も山口も石破茂も戦争を知らない世代である。戦後の食糧難の時代も知らないだろう。かれらにとっては、太平洋戦争はひもじさの体験ですらない。そこから愚かで勇ましい発言が出てくる。」
9/25月例会報告=「にほんのもの」として天から認められるための条件」では「おふでさき」にしるされている「にほん」と「から」のお歌を検索した結果を報告している。
10月はもっぱら原典にもとづく正しい「理」の定義について連載し、25日の例会報告では「おさしづ」を基に「神のざんねん」が顕われたら世の中はどうなるか、最終的な「陽気づくめの世界」はどのようにして実現可能か、岩井顧問が熱情こめて説明した内容を要約している。
11月は身心の健康情報として「自律神経のアンバランスが免疫の強弱と密接な関係がある」という学説の紹介、および世界的なテロの拡散に対処する「むほんづとめ」の意義を訴えた。
以上で今年の更新情報を駆け足でふりかえったが、言葉足らずの点はお許しねがいたい。
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