ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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今こそ「むほん」治める「つとめ」を

 毎月26日には「かぐらづとめ」がぢば・かんろだいを囲んでつとめられる。来たる平成28年1月26日の教祖百三十年祭の重大な節目につとめられるのも「かぐらづとめ」のほかにはない。
 つとめの理合いを教えるために教祖は「元初まりの話」を繰り返し説き聞かされた。「かぐらづとめ」は、その人間創造の理合いを具象的に現されたもの。その根元にあるのは、元初まり以来、一刻も途切れることなく続いている十全の守護の理、すなわち「元の理」に他ならない。
 第一に、八方の神がそれぞれに異なった性質をもちながら、いのち全体のために協力し合って、ひとすじに働いている創造システムが「かぐらづとめ」に再現されている。しかも命の道具として選ばれた神々が、同じ平面に立って、互いに平等な立場で全体のために「ひのきしん」に徹している姿が示されている。この世が成り立つ完全なシステムがここにある。もちろん「くにとこたち」「をもたり」は月日親神として、この世・人間の創造・発展を主宰されている「元の神・実の神」であり、他はいのちの道具・雛型としての働きを分担している。

 ところで、最近11月13日に突発したパリ同時テロ事件で少なくとも128人の犠牲者が出て、世界中が大騒ぎになっている。欧米諸国はさらなるテロ対策としてイスラム国への空爆を激化させようとしている。まさに世界的な「むほん」の泥沼が深まり広まっている。
「おふでさき」の中で、世界が平和に治まるための必須の条件をしるされているおうた(第十三号43~52)を拝読すれば、
 せかいぢういちれつわみなきよたいや
     たにんとゆうわさらにないぞや
 このもとをしりたるものハないのでな 
     それが月日のざねんばかりや
 高山にくらしているもたにそこに 
     くらしているもをなしたまひい(同じ魂)
 それよりもたん/\つかうどふぐわな 
     みな月日よりかしものなるぞ
 それしらしみなにんけんの心でわ 
     なんどたかびくあるとをもふて
 月日にハこのしんぢつをせかいぢうへ 
     どふぞしいかりしよちさしたい 
 これさいかたしかにしよちしたならば 
     むほんのねへわきれてしまうに
 月日よりしんぢつをもう高山の 
     たたかいさいかをさめたるなら
 このもよふどふしたならばをさまろふ 
     よふきづとめにでたる事なら
 この心たれがゆうとハをもうなよ 
     月日の心ばかりなるぞや

(原典の神意)
 人類はみな「一れつ兄弟姉妹」の自覚がないのは、元始まりに「同じ魂」を分け与えられ、みな同じいのちを借りていることを知らないからである。そのため生まれつき高低があると思い込んで、人が人を支配したり・されたりしている。人はすべて「同じ魂の一れつ兄弟姉妹」という真実を承知させ「一れつろくぢに踏み均す」世の中を実現することにある。
 にもかかわらず、その神意の核心を天理教自体が、神の啓示と教祖ひながた通り実現する努力を続けてきたとはいえない。世の中は明治の頃と比べると、ずいぶん「ろくぢ」になったことは事実だが、天理教内は現在も相変わらず高低が残存したまま、神意に添って「ろくぢ」に改革しようとする動きは見られない。しかも世界も日本も「ろくぢ」に逆行する方向に動きつつある。

 過去の歴史をふりかえると、明治27年8月1日に始まった日清戦争(当初は「朝鮮事件」と呼ばれた)の直前に伺ったさしづには、全教が一手一つになって「むほん」を治めるつとめを急き込まれている。
明治二十七年七月三十日
朝鮮事件に付明日より三日間軍人健康祈祷執行願(朝鮮事件とは日清戦争のこと8/1に詔勅)
さあ/\尋ねる処/\、いかなる事情も尋ねにゃなろまい。尋ねた処たすけ一条の事情、所々国々遠く所までもたすけ一条で救ける救かる、というは皆説いたる。早く/\それ/\皆んな早く/\の心に成って、何でも彼でも治めにゃならん、治まらにゃならん。所々にては、それ/\心の理を以て、早く救け下されという願をして、治め。一寸には治まろうまい。なれど、早く引き戻して了う。大事件あのくらいの事情、早く事情になったなあと、早く見せにゃならん、見にゃならん。
 押して明日よりつとめに掛かる事情
さあ/\力々力々。
 各分支教会出張所に於て同祈祷執行願
さあ/\早く/\、皆々つとめと言う。治め方のつとめと言う。早く急ぐ/\。
 押しておつとめの手御尋ね申し上げ
さあ/\一時の処は早く、何かの御守護の理を以て願うがよい。

 こうした神意に反して今なお「むほん」が治まるどころか世界中にひろがりを見せている。
 教祖は「よろづたすけ」の上から十一通りの「ねがいづとめ」を教えられた。ご在世の頃につとめられた「雨乞いづとめ」の史実はよく知られている。「雨預け」と「雨乞い」を一つに考えれば、十柱の守護に分けて願うつとめと悟ることもできる。
 現在は「はえで」(出芽・豊作)と「をびや」(安産)のねがいづとめだけが時に応じてつとめられているが、明治27年の「おさしづ」を参考に、今こそ「むほんつとめ」を全教あげてつとめるよう「ぢば」から全教に打ち出すべき刻限に違いない。それが「鏡やしき・ぢば」に与えられている責任にちがいない。
 教祖百三十年祭を目前にしながら、その急務や責任を感じないとすれば、まさに「竜頭」は自閉症か認知症の症状を呈していると判断せざるを得ない。

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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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