ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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8/25月例会報告 世界の危機は切迫している

 身辺の雑事のため、また個人情報の確認と了解を得るために報告が遅れたことをお詫びしたい。当日の参加者は15名で、うち女性1、初参加者2名であった。初参加とはいえ、例会の趣意をよく理解されていた。
 ところで毎日の新聞・テレビ・ラジオに至るまでさまざまな情報が流され、教内外を問わず個人によって異なる意見や思惑が発表されている。そうした情況にあって、私どもの原典研究会では、常識的な見方に左右されることなく、教祖ひながたをめどうに目標を定めていきたいと願っている。
 明治の頃、ご在世の教祖は当時の社会情勢に合わせて、世の中に受け入れられる教えを説かれたのではなく、誰からも賞賛されるような道を通られたのではない。とくに「上・高山」といわれる社会の支配層から目の敵(かたき)にされながら、親なる神の「むね」を説かれ、ご高齢になってから警察に18回も拘留されてもなお、自ら民衆とともに90年の生涯を通られた。親なる神から許された心の自由を、同じ人間でありながら抑圧し支配する「上・高山」(横暴な権力層)に対して、いずれ「ろくぢに踏みならす」と啓示された預言は、今ではある程度実現したとはいえ、手をかえ品をかえて一部の高山が民衆を支配しようとする策謀が尚も継続している。
 情報操作といわれる手法もその一つといえる。偏狭な考え方に陥らないためには視野を広げて情報を処理し、個人と社会のレベルを区別しなければならない。個人の病いたすけだけでは社会全体のたすけにはならないからである。
 
 前置きが長くなったが、上記の目標に合わない意見は雑音として無視することにしたい。
 はじめに個人レベルの通り方について、今までに通用していた教理を改めて見直すことが大事ではないか、との発言があった。
 たとえば一方的な「親孝行」という徳目(道徳)に対して「おかきさげ」では「互い互い孝心の道」と教えられている。その教えには上下関係ではなく親子の相互関係として「親が子となり子が親となる」生れ替わりの真実が前提となっている。
 また元初まりに「親子をこしらえ」られたのではなく「夫婦をこしらえ」たのが始まりだから、家庭の基本は夫婦にあり、神人和楽の元となるのは夫婦・家族であり、元の親=親神に孝心を尽くして陽気づくめに通ることが世直りに通じる道にちがいないとの結論になった。
 
 組織レベルから観れば、戦後70年経って、原典の教理は復元されたとはいえ、組織の改革はなされることなく、古い体質がそのまま固持されている。団体とか体制という言葉が使われるように、神から創造された人体は最も完全な有機的な組織に違いない。その人体でさえ病いや事故で異常な状態になることがある。異常があれば診察や検査を受け、病的な部分を確認して治療を受ける。それと同様に人間の集団から成る組織も古くなった部分を確かめて天の理に適うように改革されなければならない。その責任は組織の頭脳にあたる本部の責任となる。首脳、首相、頭取などの言葉があるように責任の所在は明らかである。原典おさしづでは本部を指して「龍頭」(りゅうず)と呼ばれている。
 いまや高齢化した社会では認知症がまんえんしている。周囲の環境や情報をまともに認識し対処できない頭脳の病いが認知症である。組織も認知症に罹れば改革できなくなり、正しい判断や行動ができなくなるのは当然といえる。

 政治を一例としてみれば、昨今の安倍政権の「積極的平和主義」が問題となる。この用語の意味について私は以前から疑問を呈していたのだが、8/26付「琉球新報」に次のような見出しの記事が出ている。<(安倍)首相は積極的平和の言葉「盗用」>
 そのわけは、8月22日沖縄で講演した「平和学の父」として世界的に知られるヨハン・ガルトゥング氏が、その講演に先立ち辺野古周辺を視察したとき「安倍首相は『積極的平和』という言葉を盗用し、私が意図した本来の意味とは正反対のことをしようとしている」と政府の姿勢を批判した> 氏はノルウエーの社会学者・数学者で、貧困、抑圧、差別など構造的暴力のない「積極的平和」の超国家的なネットワークの創設を提唱している。
 さらに講演では「集団的自衛権」について「時代遅れの安全保障」で世界の潮流に逆行すると断じた上で、「北東アジアの”平和の傘”構想を沖縄から積極的に提起していくべきだ」と強調した。
 さらに世界の趨勢は軍事基地をなくして「新しい平和秩序」に向かっている。例えばヨーロッパ共同体(EU)や東南アジア諸国連合(ASEAN)などに続いて北東アジアも2020年頃には共同体形成へ向かうとの予測を発表した。
 その後、8/26付朝日新聞のインタビューでも「軍事同盟は不要、北東アジア共同体創設に向け努力をするべきだ」と主張している。この平和学者の安倍首相批判は、前回のブログに紹介した米国の歴史家ジョン・ダワー博士の談話と合わせて日本人への助言として受け取りたい。
 じつは真の平和学の元祖と呼ぶべき人物は、昭和の初めに朝鮮・満州・支那からの即時撤退を主張した日本の石橋湛山・元首相(リンク)であったと私は信じている。それに比べて現在の安倍首相は、平和学者の提唱した用語を勝手に逆の意味で悪用し、古びた政策をいかにも意味ありげに唱えて平然としている姿に唖然とするばかりなのだ。
 
 要するに、これから戦争が起こるとすれば、過去の戦争とは全く様相が異なっている、との発言が提出された。核爆発で一瞬のうちに国全体が消えてなくなる時代が到来している。さらに原発を狙ったミサイルが一発命中すれば、日本全国民を全滅させることも可能となる。軍備を増強しても役に立たなくなる。
 この岩井顧問の重要な発言がきっかけとなって、例会の後半はこれからの世界の立て替え・立て直しの目標となる「とめふで」がテーマに取り上げられた。その中には「おふでさき」にしるされている重要な刻限が示されている。「とめふで」(リンク)は今年から114年前の明治34年に飯降本席が岡山に巡教された時に下がった「おさしづ」の一つとされている。現在の世界人口は72億7千万人を超え、元の子数10億人と比べると大巾に増加している。その中には姿形は人間でも心は畜生以下の地獄に堕ちた者たちも混じっていることは最近の犯罪をみても否定できない。世界を陰から支配している「上・高山」は、世界の人口を10億人に減らして世界統一政府を支配しようと画策しつづけている。
「とめふで」の中に「この事はいつの事やと思うなら、三六二五の暮合いに、これを百十五年限りとす」という刻限を示された一節がある。明治34年(1901)から115年をプラスすると2016年となり、ちょうど来年にあたる。

 岩井猛顧問は終戦末期に陸軍幼年学校に入学、当時のエリートであったが、戦後20代のはじめに入信して以来、会長から知らされた「とめふで」に心を動かされ、謎の数字に秘められた神意を追究してきた。
 戦後原水爆反対運動に方向転換してからは独り本部南礼拝場と黒門の間に大きな幟をひるがえし、タタミ大の立て看板を境内の入口に4枚立て、パンフレットを3年にわたり配布しつづけた。その真実の心定めが天に受け取られた証拠として偶然ではあり得ない奇蹟を体験したこともあり、現在も初志貫徹してイザという時のために準備万端を整えようとしている。一方、心霊の世界にもくわしく、親身になって個人たすけの相談にも乗っている。
 なお半世紀近く以前に「天理時報特別号」に掲載された岩井氏の論説「人類破滅の危機と天理教」 および雑誌「陽気」座談会での発言「天理の世はもうすぐそこに」 連載「私は陸軍幼年学校の生徒だった」等々の記事をリンクしている。その他の「目次」 も同じサイトのTOPページに出ているので、自由にお読みねがいたい。

 最後に、原典「おふでさき」にしるされている「にほん」と「から」の神意について思案することを来月の宿題として、予定の閉会時間を過ぎ5時に散会した。
 
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NoTitle 

名前は忘れたのですが日弁連の弁護士さんが集会で「安倍首相の積極的平和主義の本当の意味が分かるので一読してください」ということでした。普通は今よりもより平和な行動と解釈してしまいかねない国民を騙してる。まったくという気持ち。詐欺です。
TM氏はみさとさんのブログで記憶していたのでした。
  • posted by サカ 
  • URL 
  • 2015.09/02 14:23分 
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サカさんの「提言」紹介 

「日本国際フォーラム」の政策提言を一読しました。たしかにここではノルウエーの平和学者の言う概念とは異なる「積極的平和主義」が主張されています。しかし、ここでも安倍首相は言葉だけを表面的に利用しているとしか思えないのです。でなければ、もっと真っ正面から野党や国民を説得する態度を示せるはずだからです。
私は一国平和主義を是としているのではなく、憲法9条の理想をもっと積極的に世界に掲げるべきと思います。
現状では世界的な集団安全保障の体制とはいえず、ネオコンやアメリカの国益に奉仕する体制となりかねません。
最近とんでもない新刊書が出ましたが、その中に最近のアーミテージ・ナイ・レポートの内容が明記されていて、安倍政権の政策がレポートの引き写しになっています。その内容を紹介しているサイトは下記の通りです。
http://moritasouken.com/sC4563.HTML
なお、天理教内から参与の肩書で名を連ねているTM氏は元本部主査室長のとき、表統領から集会に回付され好意的に検討されようとしていた私の「復元要請文書」を異端に近い内容として潰した張本人です。その後、億単位の不良債権を出して大教会が銀行から差押え寸前となり、本部の役職もすべて免職となりました。人間一条の知恵と愛想は一流ですが典型的な保守主義者です。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2015.09/02 10:05分 
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  • [Res]

NoTitle 

八月の報告を読ませていただいてほっといたしました。お加減が悪いのではと心配してしまいました。
さて安倍首相の積極的平和主義がより具体的にわかるのはサイト「日本国際フォーム」の政策提言32回「積極的平和主義と日本同盟のあり方」(2009・10・22)のようです。この提言後あたりからこの言葉を使うようになったようです。
また提言37回「積極的平和主義と日本の針路」(2014・8・5)
もさらに意味するところがよくわかります。
この組織に森井敏晴氏が参与ででています。(名古屋大教会前会長、また、たしか本部の元室長だったように記憶してます!?)


  • posted by サカ 
  • URL 
  • 2015.09/01 14:54分 
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Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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『原典を元とする理の研究』から教義の基本となる序章と第一章を抜粋してまとめたpdfファイル(37頁分)を無料提供します。

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