ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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7/25 月例会報告

 戦後70年の夏を迎えて
 戦後70年の節目について、テレビ・新聞・出版などのマスコミでは連日のように戦争に関連する情報や出版物の広告が目立っている。それらの情報は私にとっても他人事ではない。10年前、戦後60年の節目に思い立って「戦争を語りつぐ証言集」を取材・編集するボランテイア活動を続けてきた結果、今では年齢順に戦争の実態を生々しく語った142篇の証言および戦争に関する記録や資料を収録したインターネット・サイトを公開しているからだ。
 そこで毎年8月が近づくと、必ず複数のマスコミから電話やメールが入ってくる。用件はサイトに収録している戦争体験者の紹介を依頼される。今年はY新聞の記者が自宅(教会)を取材のために訪ねてきた。その前に中学の先生から依頼を受けて紹介した戦争体験者に生徒がインタビューする現場を記者といっしょに取材することになっている。その予定は8月9日に決まっている。
 さらに思いもかけず月例会直前にテレビ番組の制作会社から電話の問合せがあり、8月14日夜のフジテレビ(関西では8ch)ゴールデンタイムの帯番組に戦争体験者をスタジオに呼んで対話する「ダウンタウンなう」への出演者の紹介を依頼され、東京都在住のUさんを紹介した。

 例会報告と違った話題になるようだが、25日当日の会場でもその話で持ち切りになったので了解していただきたい。というのは、上記のサイトで証言を収録しているUさんのテレビ出演が本決まりになり、そのご本人が参加していたからである。私としては、教内ではほとんど関心を呼ばない戦争体験の証言が一般社会で認知されていることに意義を感じているので、この機会に戦争を知らない世代の「ようぼく」にも呼びかけたい気持ちになっている。くどくどと説明を重ねるよりは、当日参加された上野京(うえの みやこ・80歳)さんの証言を上記のサイトで公開しているので、一読していただくのが先決だろう。
旧満州から10才で帰国した私の日中友好歴
 =建国大学同窓会との交流を通して
満州:建国大学の遺産
 =五族協和で共学した友情の絆はいつまでも=

 おそらく99.9%の日本人が知らない事実がここに記録されている。しかも、その事実は教祖から教えられた「一れつきょうだい」の実例となることは間違いない。
 とりあえず上野さんのテレビ出演の日時をお知らせしておきますので、ご都合がつけばぜひ視聴されることを期待しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ここに日時を書き込むつもりでしたが、7月29日の昼頃に上野さんご本人から携帯電話あり、テレビ制作会社から戦争体験の番組は放映しないことになったので予定を取り消す旨の連絡があったと知らせてきました。
フジ産経グループのメディアですから、政治的な意図があるように感じられてなりません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 以上、予定したテーマとかけ離れた報告になったことをお許しねがいたい。実際に当日は上記の話題で大半の時間を占めることになった。ついでながら<戦争を語りつぐ証言>サイトには私もU・Yの匿名で「オトナたちの変身」と題する13才当時の体験記を公開している。

 さらに今年は戦後70年の節目という意味で、次のコラムを参考にしていただきたい。
 戦争は、防衛を名目に始まる。

 戦争は、兵器産業に富をもたらす。

 戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
 戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。

 戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。

 戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
 精神は、操作の対象物ではない。

 生命は、誰かの持ち駒ではない。
 海は、基地に押しつぶされてはならない。

 空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
 血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
 
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
 学問は、戦争の武器ではない。

 学問は、商売の道具ではない。

 学問は、権力の下僕ではない。
 以上のコラム発信元は「生きる場所と考える自由を守り、創るために私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはらない」と主張する「自由と平和のための京大有志の会」であり、それ以外の情報を私は全く知らない。

 その他、古事記や神武天皇で始まる日本の歴史を見直すべき事実を明らかにした書物の紹介もあった。皇国史観や万世一系など戦前戦中の国民全体に強制された幻想を復活させようとする動きを警戒しなければいけない。と同時に最近の社会情勢の一部が無規範の極に達し是非善悪が混乱している原因を「原典」にもとづいて解明する必要も痛感している。
 例会案内にも記したように、7月12日には「高校3年の男子生徒が見知らぬ高齢者(65)がコンビニから家へ帰る後をつけて刃物で殺害する事件が起こった。強盗殺人が目的ではなかったと犯人は否定しているが、他に動機があったのか謎のままである」と書いたが、その高校生の家庭も両親が離婚したまま祖父母や叔母の家で育てられていて、親に捨てられた心の傷をもつ少年であった、と週刊誌が報じている。
 ここで言えることは、多くの事件の原因は夫婦・親子関係の乱れ(無秩序、無規範)が元となっていることは否定できないと思われる。親子の前に夫婦の関係が先行するのだから、順序として夫婦が先になる。おつとめの地歌も「ふうふをこしらえ」であり「おやこをこしらえ」ではない。
「こどもおぢばがえり」が始まる直前にもかかわらず、当日の参加者は15名(うち女性4名、初参加3名)であった。まとまりのない報告になったことをお許しねがいたい。

 
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Comment

私は、みさと先生を応援いたします。 

 天理教も、時の政権によって長い間、教理等を歪められてきた歴史がある訳でありますから、政治的発言であろうとなかろうと、今社会に現れてきている事象を含めて、事実・真実を、私たちに伝えようとしていらっしゃるお姿には、本当にありがたいことだと思っております。 私は、40年ぐらい前の若き頃より、先生からいろいろなことを学ばせていただいており、今も感謝しております。
  • posted by YUKIHIRO 
  • URL 
  • 2015.08/06 10:47分 
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回答の訂正補足 

「泥海古記をめぐる弾圧の歴史」をリンクしたつもりでしたが、その資料を公開しているサイト「天理と刻限」のTOPページへのリンクになりました。その目次からもアクセスできますが、次の URL から直接本文が表示されます。
http://www.geocities.jp/tenri_kokugen/shiryou/danatu.htm
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2015.08/03 09:03分 
  • [Edit]
  • [Res]

コメントへの回答 

山梨さんから重ねて政治的発言を慎むようにコメントを受けましたが、私はどこかの政党を応援したり、選挙運動したりしているのではありません。あくまで信仰者の立場から発言しているのです。

明治から昭和20年にかけての60年間(戦前戦中)の歴史を知らないまま、ただ個人レベルの事情だけに関わるのが信仰ではないのです。
教祖は明治20年お姿を隠される直前の問答や原典「おふでさき」の中で「上・高山(横暴な権力)をろくぢに踏み均す」と断言されています。昭和20年に至るまで、陰に陽に天理教は政治権力の圧迫と干渉を受けて、その悪影響は今も続いているのです。

中でも戦争中の昭和16年、宗教統制により教会制度の改変を強制され、「革新」の名目で大半の宣教所や布教所を当時232ヵ所しかなかった分教会に格上げして、1年間に1万1千ヵ所以上に増やしました。
しかも名称を分教会に変えただけで上下関係はそのままに存続したために、現在のような分教会の下に名称だけ同じ分教会が幾つも所属して固定される結果となったのです。この歴史的事実の詳細については次のアーカイブをリンクしておきますからごらんください。
<天理教史の真実(その2)=教会制度は戦時中に「革新」された>
 http://tenkoku0805.blog9.fc2.com/blog-entry-308.html

ついでにもう一つの資料「泥海古記(元初まりの話)をめぐる弾圧の歴史」をリンクしておきます。「こふき」が政治的弾圧の対象にされ、二代真柱が「諭達第八号」で「こふき」を教義として否定せざるを得なかった歴史があるからです。
 http://www.geocities.jp/tenri_kokugen/

あなたに私と同じ言動をしてほしいとは申しませんから、歴史から学ぼうともしないで、83歳になる私に今後「政治的発言」をしないように注意することは止めていただきたい。おそらく「応法の道」「復元の道」の意味も、あなたには理解できないでしょうから。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2015.08/03 06:57分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

以前にもコメント書かせていただきましたが、いくら教団本部の意向とは関係ないとはいえ、政治的言動は慎んでほしいです。思想・言論の自由は憲法で保障されてますが、天理教を語りながらの政治的言動は反って天理教そのものを失墜させることになると思います。天理時報をみても今現在の政治・政党を批判するようなことはしてません。
それよりも、今現在社会問題になってる事情をどのように解決するべきか、また悩める人・たすけを必要とする人を如何にして救うべきかを考えるべきだと思います。
  • posted by 山梨 
  • URL 
  • 2015.08/01 01:24分 
  • [Edit]
  • [Res]

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植田義弘

Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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