ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

Entries

自爆した特攻隊員2500人

 特攻艇「震洋」の戦没者慰霊祭

 5月10日付NHKニュースのネット情報 およびラジオ放送で初めて知ったのだが、なんと戦争末期に合計2500人もの海軍特攻隊員が出撃し、全員が自爆したとのニュースに衝撃を受けた。大多数の特攻隊員は敵艦めがけて体当たりする前に発見されて撃破されたに違いない。有為な生身の青年を武器弾薬よりも安価な兵器として自爆させた狂気の作戦を立てて命令した参謀本部の責任は、戦後も追究されないままだったのか。

 こうした軍部の特攻作戦は、現在「イスラム国」(IS)によって実行されているテロ作戦と異なるところはない。今のイスラム国はアッラーのための「聖戦」なら、70年前の特攻隊も国家神道に祀り上げられた天皇による八紘一宇の「聖戦」であった。過去の戦争を美化したり肯定する日本人が今もいるとすれば、イスラム国を批判する資格はないだろう。ともあれ、そのニュース記事を読んでみてから判断してほしい。
 
<太平洋戦争中、旧日本海軍が開発した特攻艇「震洋」の訓練基地があった長崎県川棚町で戦没者の慰霊祭が開かれました。
「震洋」は、ベニヤ板で作られた全長5メートル余りの小型のモーターボート(カラー写真参照)に爆薬を積み、敵の戦艦に体当たりする旧日本海軍の特攻兵器で、太平洋戦争末期に若い兵士およそ2500人が命を落としました。

 10日は、訓練基地があった川棚町新谷郷の碑の前で慰霊祭が開かれ、新谷郷の廣川英雄総代が、「戦後70年となり、戦争の記憶が風化しようとしているなか、このような悲劇を二度と繰り返さないように尊い犠牲と遺族の悲しみを次の世代に伝えていかなければいけない」と述べました。
 そして、遺族や元隊員らが花を手向け、亡くなった人たちに祈りをささげました。
 碑の近くにある資料館には、オーストラリアの博物館に保管され、現存する唯一のものとされる「震洋」の、去年撮影された写真が展示され、遺族らがじっくりと見つめていました。
 元隊員の88歳の男性は、NHKサイトで「戦後70年たったが、当時は苦しかったという思いが湧いてきます。仲間の犠牲の下に現在の発展があることを国にも考えてほしい」と話していました。>

 当時の日本軍戦争指導者はイスラム国のテロと同類であった。敗戦が決定的になっていた時期に、特攻隊員の生命を「聖戦のための兵器の一種」として自爆させたこと、前途有望な若い生命を尊重する気持ちが全く欠如していたことは否定できない。

 一方、5/11付朝日新聞の記事によれば、ドイツのメルケル首相の動向を報じた記事がある。ドイツも独裁者ヒットラーによるナチ政権の悪夢のごときユダヤ人虐殺やロシア侵攻の過去がある。
<ドイツのメルケル首相が10日、モスクワを訪問した。ロシアのプーチン大統領と並んで、クレムリン近くの無名戦士の墓に献花し、第2次世界大戦中のドイツと旧ソ連との戦いの犠牲者を悼んだ。首脳会談では親ロシア派武装勢力による東部の支配が続くウクライナ情勢を話し合った。
 首脳会談の冒頭、プーチン氏は「ナチズムとの戦いで亡くなった方々を悼むために訪れたことに感謝する」と述べた。メルケル氏は「戦後70周年の機会に、ここに来ることが非常に重要だった」と応じた。
 会談後の記者会見でプーチン氏は、メルケル氏、フランス、ウクライナ両国の大統領と2月にベラルーシでまとめたウクライナ東部の停戦合意の履行が重要だという考えを強調した。メルケル氏は「どんなに困難でも話し合いで解決する必要があるというのが、歴史の教訓だ」と述べた。
 メルケルは「停戦が実現していない。分離派の方に多くの違反がある。OSCE、国際監視団から日々何故停戦が守られないか、公平な報告がある。停戦の過程は複雑だが実現されていない」などに言及。
 メルケルは対ナチ戦勝記念に西側首脳として唯一訪問した政治家である。>
 但し上記太字の重要な部分は、他のメディアの記事では省略されるか無視されていて報道されていない。ここにも安倍首相の政策に反するニュースを無視しようとする偏向がみられる。

関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

植田義弘

Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

『天の言葉』ダウンロード無料

『原典を元とする理の研究』から教義の基本となる序章と第一章を抜粋してまとめたpdfファイル(37頁分)を無料提供します。

ダウンロードを希望される方は下記アドレス宛にメールくだされば、折返し添付ファイルを返信します。genten505@gmail.com

ブロマガ<原典からの出発>

紹介文:このたび特定の読者のために電子書籍およびPDFファイル等を提供する企画を進めています。いずれも原典を元とする非公開の資料ばかりです。
今後の文書活動資金に役立てるため有料としますが、ご理解ご協力の程よろしくお願いします。

ブロマガ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

(購読手続きは FC2 に無料登録して購読ご希望の資料ごとにメールアドレスとパスワードを記入するだけで個人情報は不要です)

FC2カウンター

最新更新した記事

アルバム