ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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不思議な出会いの実話

(その1)先祖はニコライ神父の愛弟子(まなでし)

      
     (東京・お茶の水に建っているニコライ堂)

 今から30数年以前になる。私の信仰の出発点となった「手書きおさしづ研究資料:全6部」の要点をまとめた「原典を元とする理の研究」1冊本を発行してから1年ほど経った頃、未知の婦人から1通の書面を受け取った。どんなツテがあったのか、上記の著書を読んで手紙を書く気になったと書かれていた。その婦人は私より10才ほど年上で、ロシア正教と縁が深く、以前に住んでいた家の隣が天理教信者で、その家族の不幸な事情に対する教会の言動を知って天理教が嫌いになったと後で聞かされた。中山みき教祖が教えたとは思えないことが多いなかで「理の研究」の内容は、今までと違っているので書面を出す気になり、私の返事を読んで訪ねてこられたのがご縁の始まりであった。

 それから凡そ10年あまりお付き合いした間に、身上・事情の人々を10名前後も天理へ連れて来られた。その中から修養科を修了した人もあり、今も私方の教会に月々おつとめ奉仕して下さるようぼくもある。何でも明治の頃、北海道でロシア正教を伝えたニコライ神父の弟子になった先祖があり、親族が東京お茶の水にあるニコライ堂の司祭を勤めたこともあるとかで、自分でもいろいろ悩みの相談に乗る会を運営されていた。

 その婦人は不思議な霊感の持ち主でもあった。先祖は天理市の東方にある日本最古の石上神宮の祭主・物部氏にさかのぼるという。事実、彼女が今も秋田県内にある物部神社に参拝した時、偶然とは思えない不思議な符合があった話も聞いたことがある。その当時の宮司が何十代目に当たるかを思い浮かんだ通り言い当てたとか。
 ある時、彼女から電話があって、赤い衣を着た老女が二度も夢に現れて、みりんを持ってきてほしいと言われたが、思い当たることはないかどうかと尋ねられるので、それは中山みき教祖に間違いないと返事した。本人は、教祖がみりんを好まれたことは全く知らなかった。みりんが目的ではなく、あなたをおぢばに引き寄せようとされているに違いないと私が熱心に勧めたので、お供えのみりんをさげて教祖殿に帰参された際にも、姿なき教祖から、彼女の記憶にない内容の言葉を掛けられたとのことであった。

 新大阪駅の近くのライオンズ・マンションのお宅に何度か訪ねたこともあった。同居していた娘さんは女の子一人を連れて離婚してピアノの個人教師をしていた。すでにご本人も一人身であった。孫娘が小学校に上がる頃になって父親がいないのは不憫だから再婚相手を探してほしいと頼まれたが、望みに適う相手を紹介できなかったことを今も残念に思っている。

 さらに残念なことにその後、Uさんは腎臓ガンの脊髄転移のために亡くなった。家族は最後まで本人にガンの病名を知らせず、家族の希望を無視できなかった私も告知できないままであったが、腎臓手術をして小康状態の時に思い切って告知して修養科を心定めするように勧めればよかったと悔やまれてならない。
 すでに脊髄に転移したガンの激痛を抑えるための麻酔剤で意識もうろうとなりながら「もっと早く天理市へ移住すればよかった」とのつぶやきをもらされたが、時すでに遅しであった。

 Uさんをおたすけできなかったことは、私にとって生涯にわたる悔恨となっている。関西のキリスト教会での葬儀に家内とともに参列したのが最後となった。原典おさしづ研究の本が「つなぎ」となった神縁を十分に活かせなかった自分の優柔不断な態度を今でも悔やまれてならない。
 次回は不思議な出会い(その2)として「百済(くだら)の王子を先祖にもつOさん」とのご縁について語ることにしたい。

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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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