ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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総選挙を前にして

 前回の「ブロマガ開設のご挨拶」の最後に次のように付記しました。
<時ならぬ総選挙が間近かに迫る今日、みき教祖がもし現実にご在世であられたら、どの政党に投票されるだろうかと思案を重ね、世間の常識に流されることだけは避けたいと心を定めております>

 いよいよ明日に迫った衆議院総選挙について、もう少し補足したい情報があります。おそらく教祖も味方されるに違いない人たちーいずれも昭和1ケタ生まれで80歳前後になる著名な芸能人たちの意見です。
 安倍首相を筆頭にほとんどすべての政治家をはじめ国民全般が戦争の実態を知らない世代になった現在、戦争の末期に幼少時を送った原体験をもつ高齢者は、芸能人に限らず、集団的自衛権はじめアメリカの指図通りに富国強兵の政策を進めている政治権力に危険な未来の不安を感じているのです。

 最近亡くなった高倉健、菅原文太などは、自然に反する原発再稼働や戦争を前提とする積極的平和主義に疑問を呈していました、中でも美輪昭宏(1935年長崎生まれ、80歳)は、一見派手で軽薄な服飾ながら、幼時に原爆の惨状を目にした原体験をもち、戦後もどん底に落ちた家庭で育ったシンの強さを秘めています。最近、発表した意見を紹介します。
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美輪明宏 衆院選を語る/弱い立場の人間が犠牲に/流れを止める1票を」
みなさん、14日は衆院選の投票日です。どの候補者に貴重な1票を投じるか、もうお決めになりましたか。まさか「どうせ選挙に行っても世の中は変わらない」などと棄権なさるおつもりですか。「生活が苦しい」「給料が上がらない」と嘆いてばかりでは、何も始まりません。有権者1人1人の行動が政治を変え、国を正しい方向に導くのです。

ところで、今回の総選挙ですが、どこかおかしいとお思いになりませんか。消費税10%を延期するだけなら、もともと景気の状況を勘案するという条件が付いていたのですから、何も年末にわざわざ600億円もの血税を遣って国民に信を問う必要はありません。安倍首相は自身が唱える経済政策、いわゆる「アベノミクス」の是非を前面に打ち出し、解散という切り札を出しました。もちろん、それも大きな争点のひとつです。現状はと言えば、景気が上向いているのは大企業だけ。急激な円安で、原材料を輸入にたよる中小、零細企業はコスト増で四苦八苦の瀕死の状態です。国内の給与所得者の7割を超す人たちが中小企業で働いているのですから、有効な景気対策は急務でしょう。

しかし、国民は経済問題ばかりに目を奪われてはいけません。実はその裏に日本の将来を揺るがしかねない重要な争点が隠されているのです。それは、「集団的自衛権」行使の問題です。首相は7月に、それまで歴代内閣が踏襲してきた「集団的自衛権は有してはいるものの、その行使については認められていない」との憲法解釈を自分勝手に変更する閣議決定を行いました。まさに、その集団的自衛権行使の前提となる自衛隊法改正を始めとする個別法案の審議がこれから国会で行われるのです。

きっと首相は、国会で自分の都合よく安保関連法案を通すためには、この時期に選挙をしておくのが最も良いタイミングと判断したのでしょう。それは先ほど述べたように、大企業や株で儲けた富裕層、財界が大きな支援になり、選挙に負ける公算はほとんどないからです。ここで再び衆議院で安定多数の議席を確保しておけば、「国民からの信任を得た」と、任期の向こう4年間、首相はやりたい放題好き勝手に、きな臭い「積極的平和主義」とやらを進められると踏んだに違いありません。

一強多弱の政治状況や出口の見えない不景気、戦争を知らない世代が増え、世間がどことなく第2次大戦前の空気に似てきたと感じるのは、私だけでしょうか。そして、いつの時代も犠牲を強いられるのは、弱い立場の人間なのです。こういう世の中で果たしていいのでしょうか。そういう流れを止めるのも、有権者みなさんの大切な1票に他なりません。よくお考えになり、投票所に足をお運び下さい。日本の未来を良くするも悪くするもあなたの責任なのですから。(美輪 明宏)

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 これは私自身を含めて戦争の実態を知る高齢者に共通する意見といえるでしょう。同時に、きっと教祖も味方されるに違いないと信じるのです。
 日本人の特性として「勝ち馬に乗る」「長い物には巻かれろ」といった国民性、悪くいえば奴隷根性があることを否定できません。(そうした慣習は教祖が最も嫌悪される態度に違いありません)
 民主主義の基本は国民一人ひとりに委ねられている「ろくぢ」(平等)な主権にあり、政治家や中央官僚(上・高山)に決定権を丸投げすることではありません。過去にだます側(政治権力、軍部官僚)の欺瞞と圧政を許した反省も置き忘れられています。日本人は危機の時には権力(上・高山)と一つになって盲従していまう傾向があり、その結果は前の戦争で明らかになったのです。
 先日もかつての軍部政権のトップが「世界の恒久平和のために」と戦争を正当化している演説の録音がラジオ流れているのを聴いて「積極的平和主義」を連想してしまいました。

 しかし、結果は自民党が圧勝し安倍首相は国民の信任を得た勢いに乗じて「過去の日本を取り戻す」政策を推し進めることになるでしょう。しかし、もはや天皇のために命を捧げさせた国家神道は復活できず、経済状況がいつ破綻・崩壊するかも知れない崖っぷちに立っている現在、政府の目論見は途中で挫折することは間違いないと思います。

 最後に、選挙の結果は別として戦争末期に強制的に召集され戦場に駆り出されて生き残った150名余の高齢者に、私自身が10年前から面接取材した記録を公開しているウエブサイト<戦争を語りつぐ証言集>http://www.geocities.jp/shougen60/ の中で「もう一度戦争したい」あるいは「戦争が必要」と答えた証言者は一人もいなかったことを証言しておきます。
 
 
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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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