ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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7/25月例会報告

  戦前・戦中の時代から現代に至る信仰のあり方

 今月は「こどもおぢばがえり」の月に当たるので、参加者の数は減るものと予想していたが、例会が終るまでに参加者20名(内女性6名、初参加2名)を数えた。
 特に常連メンバーの紹介で初参加された60代とお見受けした男性のGさんは、ガンの身上を救われた体験から入信したと自己紹介された。しかもGさんは天理教に対する真剣な問題意識の持ち主で、疑問質問の発言が次々に飛び出した。例えば教祖ひながたの道と戦争中の天理教団の態度の違いをどう受け取ればいいのか、ひながたに照らせばあくまで軍部権力に抵抗すべきではなかったか、等々。
 入信してまだ10年も経っていないGさんの疑問は、「応法の道」という言葉も知らず歴史を無視した発言に違いなかったが、私としては戦前戦中の苦難の時代よりも戦後の天理教の責任のほうが重大であると答える他なかった。その理由は、戦後に法律が差別撤廃と自由な民主制に変わってから今に至るまでの天理教は、その法律にも適応していない故に「応法の道」でさえないからである。

 Gさんはまた、高齢の母の病気祈願のため教会へ日参しているので御供が必要となることを気にしていると、郵便局で駐車違反にひっかかり1万5千円の罰金を払う羽目になったり、居眠り運転の直前に気がついて事故から逃れたり、いろいろと心得違いを見せられているという。まさに危険な事情と自分の間に神様が入り込んで救けて下さっているような気がする。モヤモヤした気分を掃除して晴れやかな気分になり、他者への心遣いができるようになることが大事との発言もあった。
 その話を聞いた誰かが、「紙一重」という言葉があるけれど「神一重」と書くのが本当ではないか、と発言した。
 ゴキブリはどうか知らないが人間はみんな神の子だから、おヘソの奥の御霊(みたま)を通して親神様と直接つながっている。上級や大教会を通して神につながっているのではない。みんな同じ太陽の恵みを受けて育っているのだから──と発言する人もあった。
 自立する心を忘れ、上を立てるだけの信仰ではいけない、自己存続のための組織は自然淘汰される。おさづけは一度は効能を見せてもらえるが、ようぼくが互いにおさづけを取り次ぎ合って傷の舐め合いをして回数を増やしている姿は本末転倒ではないか、との発言もあった。

 要するに現代における「たすけ」とは何か、が問題となった。「病いの根を切る」(病)「難渋を救い上げる」(貧)「むほんの根を切る」(争)の中で、病いたすけは医療と保険の影響が特に大きい。この問題は本教に止まらず、キリスト教は牧師になり手がないというし、仏教も葬式がなくなりつつあって困っている。
 このような状況の中で、心身ともに病いにならないような生き方を世の中に広める役割が与えられているのではないか(重い身上を体験した自分に資格はないが)。原発が自然に反することを教理を通して「にをいがけ」できるのは「元の理」を教えられている「ようぼく」だけではないだろうか。

 最後に申したいのは、原典を拝読する以前に、疑問や質問や迷いや自己思案をしているようぼくが多いのではないかと感じざるを得ない。人間同志の考えでは相対的な答えしか出てこない。絶対的な答えを与えられている原典を拝読することから始めなければ前進できないことに目覚めなければ意味はないと感じている。
 自分の少年期の体験として、人間の心は何かの事情や環境の変化があれば、いつ・どのようにも変わることを身にしみて痛感した故に、絶対的な神意を知るために原典の研究を始めたことを再確認しておきたい。

 なお、夕方閉会以後の第二会場での二次会には、当分のあいだ私は過労にならないため参加できないので、そこでの主役メンバーから報告の寄稿を期待している。聞くところによれば、宿泊希望者もあり、大いに盛り上がっているとのこと。

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「道の原典研究会」第二会場 

第二会場では10名ほどですが、土間の本格マキストーブを囲んでのグループと、畳の座敷でのグループと、岩井先生と個別に対談するグループに自然と別れて、おにぎりの食事を摂りながらも、それぞれ談じ合いの充実した時間を共有していたと思います。
その後は4名でした。深夜まで話のネタは尽きませんでした。
  • posted by hachi 
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  • 2014.08/04 03:48分 
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Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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