ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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6/25「道の原典研究会 月例会報告

 クーラーと椅子席で快適な会場

 さきに案内した通り、今月から会場と会名を変更して月例会を実施することになった。会場は「三島公会堂」、その名の通り、おぢばに最も近接した町の公民館というべき建物で、最近内部が新しく改装されて快適な空間になっている。
 これからの暑い季節を考えに入れて変更したわけではないが、扇風機しかない畳敷きの詰所からクーラーのある洋間に移ったのは正解であった。腰を痛めている人にとって椅子のほうが坐り心地が良いのはいうまでもない。
 とはいえ何名くらい参加者があるのか不安であったが、今まで最多の23名のメンバーが集まって下さって、大あわてで補助椅子を探して席を追加した。内女性5名、初参加は4名であった。
 申し遅れたが、前日に前真柱様のお出直しの訃報が教内にひろがり、新聞でも報じられた。81歳といえば長寿に違いないが、教祖百三十年祭までの三年千日の半ばで迎えとられた神意をしっかり悟らなければならない。

 洋間に備えてある黒板に当日のテーマを書き、その横にむかし筆をとって謹写した「おさしづ」の一節と飯降本席様の肖像写真を掲げた。原典研究会の趣旨を明確にするためであった。会の目標としている原典「おさしづ」の啓示を明記した一節をその場で朗読した。
「互い/\知らし合い、互い/\の研究諭し合い 道という」
                   (明治24.11.25)
 また、耳の痛い教会長が多いに違いない次の「おさしづ」も謹写してあった。
「そら理や、こら理やと人間勝手の理、神の道に無き理を引き出すから、治まらん、決まらん。そんな事では教えの理は説けやせんで」(明治31.5.17)
 手書きおさしづ資料「第一部:天の言葉」を参加して下さった方々に無料進呈したのも、人間の相対的な言葉ではなく原典に啓示されている「理」の意味を理解することから出発したいとの思いからであった。(用意した冊数が足らなかったので、ご希望あれば来月お渡ししたい)
 およそ40年前に作成したこの参考資料は、当時本部の布教部長会で予約募集する機会を与えられ、4版まで版を重ね「天理教事典」にも紹介されている。
 ところで、「信仰の自立」をテーマに挙げてあったためか、途中から原典に関する参加者各自の独創的な信念の発言が相次ぎ、話題がどこまで広がるかわからないほどになり、とても結論は出ない状態になった。その中で、とくに印象に残っている発言について、私の感想とともに報告することにしたい。

*みき教祖の教えと日本古来の神道の関係について

 月日よりつけたなまいをとりはらい(おふでさき 第六号ー70)
 このさんねんをなんとをもうぞ
 このおうたから思案して「泥海古記」の神名は本来「古事記」の神名とは違っていたのではないか。との意見が出された。たしかに「天理王命」(道の初期には「天輪王命」と記録されている)に対して「古事記に無い神名を尊奉しないよう」として神道本局から差し止められた史実はあるが、月日親神に当たる「くにとこたち」「をもたり」にしても「いざなぎ」「いざなみ」にしても「月よみ」「かしこねへ」にしても原典「おふでさき」にしるされている以上、教祖はわざと古事記と同じ神名を使って全く違った守護の理を教えようとされたと受け取ることができる。むしろ「天理王命」は神道にない神名だから取り払われたのではないかと思われる。
 神道は「かんながらの道」とも言われるが、神も人も同じく自然に生まれ成り立っているとの前提に立つ道であり、この世を創造した神は見当たらない。死によって霊魂はあの世(山や森や神社など天地のどこか)に永久に留まり、二度と「生れ替わり」はあり得ないことになる。

*仏教、大本教その他の宗教の関係について

 今や仏教は偶像崇拝に陥っている。木や石の仏像を拝むことが信心の基本となっているのではないか。キリスト教も偶像崇拝は否定と言いながら十字架がイエスの象徴物となっている。本教で祭られているお社は目標(めどう)とはいえ、本来は「身の内はなれて神はなし」と話されたみき教祖のお言葉にある通り、自分の身体が神の分身であり、神が体内に入り込んで守護されているのだから、外部に神を祭ったり拝んだりする必要はないのではないか。──このような発言があった。
 仏教はこの世の成り立ちは「縁起」にあるとの教えを基本としている。それ故、泥海古記に相当する創造主のはたらきは説かれていない。ずっと以前、おつき合いのあった高齢の教会長(故人)の先祖は仏教であり、血縁に位の高い僧侶もいたが、その叔父にあたる僧侶が知らない「元始まりの話」を説き聞かせてあげると、喜んで加勢してくれるようになった、と聞いたことがあった。一方、応法の道から始まった教会は「元の理」と関係ない組織と自覚しなければ、復元を一歩も進めることはできない。
 若い頃に私が傾倒した著名な数学者・思想家の岡潔氏は、奈良市内に住みながら天理教と無縁であった。氏は仏教の研究を卒業して晩年になって古神道に徹したが、未公開の録音の中で「この世は火と水から成り立ち、その根底は無私の情(親心)で支えられている」と語っている。岡氏のいう「情」は表面的な感情とは異なって、あまねく浸透している水のような存在であるという。そのような「情」(親心)は仏教でも西洋思想でも説かれたことはなく、日本人しか理解できないと断言している。
 さらに岡潔氏は「生れ替わり」を「魂のコピー」と受け取り、同じ魂がコピーされて複数になって現われるのであり、自分自身も特定の神のコピーに他ならないと語っている。

*霊魂と「親なる神」の存在

 昔から「分けみたま」とも呼ばれてきた魂は、身の内の肚(ヘソ)の奥に納まっているとの発言もあった。その発言者は自分のおヘソを両手で抑えながら心を鎮めると、答えが返ってくるという。その答えの通りにすると決して間違うことはないと。お社も教会も要らない、1人ひとりが自分の「みたま」に忠実に従って生きれば必ず救われると。
 しかし、私は一切を個人に還元してしまうと「親なる神」の存在が失われてしまう結果に陥ることを恐れる。元初まりの話(泥海古記)には、原初の世界が親神の計らいによって始まったことを説き明かされている。自分(個人)の魂は偶然ポツンとこの世に発生したのではない。
 多数のようぼくが心を一つにして歌い踊る「みかぐらうた」「てをどり」を教祖が教えられたのは、1人では「陽気ぐらし」できないことを体験的に悟得させるためであり、神もその姿を見て共に勇み立つと受け取りたい。「いさみ」の手をはじめ「てをどり」の手ぶりこそ世界で初めて創作された「手話」に他ならないと聞いたこともある。
 以上、いささか主観的な報告になったことをお許し願いたい。

 

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教理を学び、病や日常生活に苦しむ人々を救う言動が本来の道ではないのか?植田先生はじめ、賛同者の方々、よく考えてほしいです。政治的言動を繰り返す団体に真の助け・救いはできないと断言します。
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速報!人災、天災が交互にやってくる。これぞ神の立腹か。 

異例の警戒!気象特別警報発表中台風8号 現在那覇市内で風速52mを記録、以下は台風に慣れている那覇市内の商店の被害画像。異例の警戒がムダにはなってはいないということか。いずれにせよ、被害に遭わないよう警戒を要す。
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戦争反対 

九条のあの条文を、どう読んでも戦争が可能になる余地はない。憲法歪曲、憲法違反のことを、平気で「解釈」と間違った日本語を使う。この日本語力で、総理大臣になれたのが不思議。
フクイチ放射能、売国奴、極右戦争政権の登場も、元を糺せば人間劣化に尽きる「まっとうな心の人間」を育てることだけが我々の未来を定める唯一必要な仕事だ作物を育て、家を造り、人を癒せる心の若者達を育てなければならない時です。

太郎議員の奮闘はココでも身をもって行なっています。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3061.html#comment28379

ほのぼのした風景が掲載されています。が、かつて植田さんが幼少期にも一般大衆の全ては貧しい時代を暮らしてきました。我が国で貧困にお耐え、いつもお腹をすかせた青年期をも体験をされて来たことでしょう。まさに今、この画像のような時代を一部の政治家が国を戦争に駆り立て民衆の命を奪おうとしています。
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/07/html/d38700.html

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集団的自衛権・9条改悪 

特定の大金持ちが企てる戦争、武器の商人アメリカ。
官邸前のデモクラシー民放は報道しているがNHKだけがシカトする。国営放送のやることはいつの時代も情報統制に則る放送内容でR。
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11889643206.html
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No title 

みさと先生はご高齢だし、数か月来の大病からやっと回復されたばかりです。
反戦平和の運動はいろんな形でできますし、みさと先生もそのような活動は主に別のブログでやっておられます。
そもそも、ここは信仰を語り合う場ですよね。心無い投稿を読むと、悲しくなります。
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  • 2014.07/06 07:58分 
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クーラー 

クーラーの効いた部屋でカイテキに参集もよろしいが、貴殿はご自身で戦争が再び起こりうる時に真っ先にデモ行進に参加する旨を発表しているから進言します。如何せん、年齢を重ねた歳を理由に外(教外)に向けた無活動という理由もあるかもしれません。頭数ばかり気にしているうちは、株式会社天理教の集団と何ら変りません。

以下は引用------------

扇風機しかない畳敷きの詰所からクーラーのある洋間に移ったのは正解であった。腰を痛めている人にとって椅子のほうが坐り心地が良いのはいうまでもない。
 とはいえ何名くらい参加者があるのか不安であったが、今まで最多の23名のメンバーが集まって下さって、大あわてで補助椅子を探して席を追加した。内女性5名、初参加は4名であった。
  • posted by 熊谷 
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  • 2014.07/05 17:31分 
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集団的自衛権 憲法改悪 

官邸前の集団的自衛権反対デモに合計で約4万人が参加!報道ステーションが取り上げる!ただし、NHK等はほぼ無視でR!
平成26年6月30日の新宿焼身自殺の報道をスルー、
平成26年7月1日集団的自衛権・憲法九条改悪問題の官邸前抗議4万人終結を完全スルーなど、NHKはもはや、大本営放送であることを隠そうともしなくなった。誠に以って恐ろしい国だ。http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3001.html
植田さんは幼少の頃に戦争を実体験されて自らのサイトにもいくつかコンテンツがあります。今こそ戦争の生き証人として、現代の戦争を知らない若者に先だって戦争反対運動を展開されては如何か。自宅、若しくは天理市内で座ってばかりじゃぁアカンよ。既に政府は戦争準備を進めており、徴兵制復活のタイミングを伺うだけになっている。

  • posted by 熊谷 
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  • 2014.07/05 16:55分 
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拡大解釈 

教祖の教えを拡大解釈し、あたかも教祖の教えのように理を説く行為は慎まねばなりません。習慣や言い伝えの教理ではなく、原典における神意を深く掘り下げるべきであると、明治35年のおさしづを読み痛感させていただきました。
  • posted by twtom 
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  • 2014.06/29 13:42分 
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No title 

みさと先生がお元気にブログに復帰されたこと、心よりお祝い申し上げます。
信仰の自立というのは、とっても大切なテーマですね。
年祭前の三代真柱の出直しは、信仰者に主体的な自立を促しているようにも受け取らせていただきました。
  • posted by 愛読者 
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  • 2014.06/29 11:03分 
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植田義弘

Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

『天の言葉』ダウンロード無料

『原典を元とする理の研究』から教義の基本となる序章と第一章を抜粋してまとめたpdfファイル(37頁分)を無料提供します。

ダウンロードを希望される方は下記アドレス宛にメールくだされば、折返し添付ファイルを返信します。genten505@gmail.com

ブロマガ<原典からの出発>

紹介文:このたび特定の読者のために電子書籍およびPDFファイル等を提供する企画を進めています。いずれも原典を元とする非公開の資料ばかりです。
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