ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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「むねがわからん ざんねんな」

「みかぐらうた」十一下り九ツに、
「このたびまではいちれつに むねがわからんざんねんな」
 と歌われている。
むね」とは、親神様の親心であり、ひいては「世界ろくぢに踏みならす」ため存命同様におはたらき下さっている教祖の親心である。元なる親の心がわからない人間に対する「神のざんねん」は如何ばかりかと思われる。
 親神の存在すら知らない人間は、「ふうふそろうてひのきしん」どころではない。親が子をいじめ殺す日本の現実はいうまでもなく、世界のあちこちで「むほんの根」が切れるどころか、ますます伸び広がっている。
 先の不安が不安を呼び、どんな生物にもある本能さえも破壊されたかのような冷酷で悲惨な行為が平然と行われている。
 
 毎日のように報じられる痛ましい悲劇に目を向けずにはいられない。タイの首都バンコクで4月10日に起きた軍・警察部隊とデモ隊の衝突で、ロイター通信日本支局の村本カメラマン(43才)が銃弾に倒れた。他にも23名が死亡、800名以上が負傷したという大争乱であった。
 タイは「ほほえみの国」と呼ばれ、仏教に帰依する国として平和を重んじるイメージが世界に広まっていた。国王に対する尊敬の念が強く、たとえ対立抗争があっても、国王の一言で治まる国でもあった。
 ところが、いつの間にか国王の権威と発言力が弱まり、民主化の名のもとに暴力的な抗争がはびこっていった。
 かつて第二次世界大戦の最中、東南アジアで、タイは唯一平和を保持した国として知られている。タイ国王は戦争に巻き込まれないために平和外交に徹して、国土を一部割譲してまでも平和を貫き通したことに感銘を深くしたことがある。

 一方、アメリカのオバマ大統領は、世界から47カ国をワシントンに集めて核セキュリティ・サミットを開いた。いまや国と国の戦争よりも核を使ったテロを最も恐れているのが米国である。今後4年以内に核物質の安全を確保することを目的とするという。
 このサミットは、イランと朝鮮に圧力をかける目的がある。さらに最も危険な国といえるイスラエルとパレスチナの問題が無視されていて議題にも上がらなかった。もちろん、これらの国々は招待されなかった。ここに欺瞞と偽善が隠されていると指摘する声もある。元外交官の天木直人氏はメルマガの中で、パレスチナの若者が本気で投げつけた言葉を紹介している。「俺たちに核があれば、何のためらいもなく今すぐに(イスラエルに対して)それを使う」と。
 さらにアフガンではタリバンによるテロが広がっている。毎日新聞の栗田特派員の記事によれば、アフガンの民衆は「タリバンをテロにしたのはアメリカだ」と語っている。米軍の仕掛けた地雷や爆弾が原因で多くの犠牲者が出ている上に、市民の安全な生活を破壊したからだ。
 
「ざんねん」が極限に達した場合、人はどんな反応を起こすだろうか。おそらく頭はカッと熱くなり、手足を震わせ地団駄を踏むに違いない。
「十ド このたびあらはれた やまひのもとハこゝろから」(十下り目)だから、情緒不安定のため風邪を引いて寒気を催し発熱するだろう。
 今や「神のからだ」と教えられる大自然も、「神のざんねん」のあまり異常な様相を現している。日本列島では4月になっても寒気が続いている。中国の奥地では大地震が起こり、同時にアイスランドの火山爆発で噴煙が西欧の上空を覆い、航空機は飛ぶことができずマヒ状態に陥っている。いよいよ病いが嵩じると、手足の震えや発熱だけで済まなくなるだろう。
 あたかも明日は教祖誕生祭を迎える。「むね」の内を誰よりも先に明かされた我々ようぼくが「神のざんねん」を感じて神意を世の中に伝えないならば、世の中の人々に「むね」がわかるはずはない。
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Comment

1人の力ではムリですね。 

少なくとも自覚した百人のようぼくが心を結集しなければ、外へ向かって伝えることはできないでしょう。
いずれ刻限が到来して、そんな希望が現実になる時を期待しましょう。

昨日・今日と、おぢばは婦人会百周年と重なって大賑わいでした。10万 の善男善女が帰参したとしても、「神のざんねん」を感じている人がどれほどいるか、仮にいたとしてもお互いに知らないままバラバラでは力になりませんからね。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2010.04/19 21:46分 
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  • [Res]

No title 

先日の三日講習会で「みなさんは神様のむねのうちを明かされた全世界でほんのひとにぎりの人たちなのですよ」のような意味のことばを言われました。どれだけのようぼくが神のざんねんを感じているのか、また感じているものはどうやって神意を他者に伝えればいいのか、ほんとに毎日考えさせられます。知っているだけではだめで先生が仰るように伝え広めないとだめですよね。今が「正念場」なのでしょうか。ようぼくひとりひとりがもっと自覚して行動しなければいけないですね。
  • posted by らくだ 
  • URL 
  • 2010.04/17 23:20分 
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Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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