ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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「身の内はなれて神はなし」

《神と生命は同じものだということだよ。

 別の名前で呼んでもかまわないが、同じものなのだ。神は生命であり、生命は神なのだよ。

 神はあなた方が生命と呼ぶエネルギーであり、生命はあなた方が神と呼ぶエネルギーだ。

 みんな同じものだ。

 生命は、物質化した神なのだ。》

 上に引用したのは、ニール・D・ウォルシュ著『新しき啓示』(吉田和子訳・サンマーク出版/2003)の一節である。著者のウォルシュは1997年に初めて『神との対話』を出版し、その後は毎年のように続編が刊行され、総計百万部近いロングセラーになった。さらに2003年には『新しき啓示』が出版された。

 伝えられている情報によれば、著者は離婚を繰り返し事業にも失敗した上、人生に悩み苦しみ抜いてホームレスの生活を一年ほど体験したこともあるという。エリートどころか、いわば社会の落ちこぼれであった。その人が自分に語りかけてきた「神」の啓示を信じて書き綴った本が、世界十数カ国語に翻訳され、数百万部の読者にひろがった。著者と対話する「神」は西欧やイスラム圏では全く知られていない性質の神であり、その言葉を「啓示」と信じるか否かは自由だが、読者各々が言葉の内容で真偽を判断することを著者は希望している。

 人間という生き物を創造した神が存在し、現状をこのまま放置できないと判断すれば、何かの方法で「新しき啓示」を人間に伝えようと意図することがあっても不思議ではない。その方法は、いのちの他に失うものは何もない、しかし真実を求める心だけは失っていない人を選び、自由に言論を公表できる国を選び、出版をはじめあらゆる情報伝達手段を活用して啓示を広めようとされるだろう。事実「神との対話」シリーズの著者は、HPやメールはもとより、Recreation(再創造)と名づけられたNPOの設立、ワークショップの開催、世界各地での講演など、積極的な活動を繰り広げてきた。

 舞台は明治18年(1885年)3月28日の大和に一転する。128年前のその日、中山みき教祖の言葉を弟子の山田伊八郎が聞き取った記録が残っている。(原文のまま)
「神と云(いう)て どこに神がいると をも(思)うやろ。此身の内(この体内)はなれて神ハなし。又内そとのへだてなし。と言(いう)ハ 世界中 一れつ人間ハ 皆神の子や」
 つまり、日本では一世紀以上も前に「新しき啓示」があったと言えるのではないか。しかも、すべての「神の子」=人間の体内に一切の差別なく神が入り込んで守護している真実を説き聞かされたのが「泥海古記」であり「おふでさき」であった。

 順序として、数億年前にさかのぼって改めて「古記」を整理してみることにしたい。
 地球が泥海のような状態にあった数億年前は、天空に輝く「月日」の他には魚類や両生類、爬虫類に進化する前の原始的な生物しかいなかった。確かな年代はわからないが、カンブリア紀(約5億4千万年前から約4億8千万年前まで)の多様な生物の進化が化石として残される前後であることは間違いない。その年代にカナダで見つかった多様な動物群の体内はコラーゲンで満たされ、まだ骨格も各種の内臓も分化・形成されていない状態であった。

 さらに年代をさかのぼって、月と太陽と地球の成立ちを確認しておく必要がある。日本の国立天文台の最先端技術を使った研究成果によって46億年前の太陽系の状況が明らかにされている。
 その時、雲に覆われていた原始地球表面は、ほとんど全部が赤い海であった。厚い大気に遮られて赤い光しか海上に届かなかったためであった。地球の大きさも今の1/10ほどで、まわりは同じような大きさのミニ惑星が20個ほど並んで太陽の周りを回っていた。

 今の地球と同じように固体の地面をもつ惑星は、太陽から近い順に水星、金星、地球、火星の4つの惑星だけになったわけは、1千万年ほど後にミニ惑星が互いの重力によって軌道がずれ衝突を起こしたからで、その結果、水アメのように溶けて2倍の大きさになり、衝突の回数が多いほどより大きく成長した。現在の惑星の大きさから計算すると、水星は1、2個、金星は8個前後、火星はなし、地球はおよそ10個のミニ惑星が衝突したことになる。

 しかもおよそ4〇億年前、最後にミニ惑星(地球の1/2ほどの火星サイズ)が時速4万キロで地球に激突した。その場所が中心を外れていたために、溶けた岩石が宇宙へ飛び散ったが、原始地球の重力によって再び引き戻され、しかも破片の多くは地球の周りを回りつづけることになり、互いに衝突をくり返して合体し、地球の衛星になったのが月である。
 もし地球が今の大きさになっていなければ、重力で大気や海を保持することはできず、重力の弱い火星のように生物の住めない荒涼とした惑星になっていたに違いない。(以上は「NHKスペシャル地球大進化46億年人類への旅1:生命の星」を参照)

 もし地球の大きさや太陽との距離がわずかでも違っていたら、太陽系は全く別の様相を呈していたことになる。何よりも太陽に光と熱の恵みを受け、月が程よい大きさと距離にあるために、その引力によって地球の潮汐や大気圧に影響を与え、さらに生物の生殖や進化にも深く関わっている。太陽と月がなければ生命は存続し得ないという意味で、月日は人類の親に違いない、
 余談になるが、先日深夜にラジオを聴いていると、たまたま北海道知床に暮らしている百歳の漁師が、自分の手の甲に出ている血管の浮き具合で潮目(潮の満干)を言い当てるという話があった。つまり月の引力が血液の流れに影響する現象を応用した裏ワザである。

 以上、太陽と月と地球の関係について奇跡としか言いようのない成り立ちを知れば、地上の生物にとって月日は親なる神の象徴(シンボル)であることが理解できる。もちろん目に見える月日は天体物質に違いないが、40億年前から生命の発生と進化のために保ちつづけている絶妙な相互関係は、単なる物質ではなく天の配剤というべきであろう。(つづく)
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(追記)
◎時には このブログの土台となっている
 HP<天理と刻限>を訪ねて下さることを期待しています。
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