ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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「泥海古記」と進化論

 5月25日の月例会参加者は16名(内、女性3名)であった。初参加の方はなく全員がリピート参加であった。今月で2回目の顔も見えた。
 最初にブログにも掲載した「天理教平和の会」について、毎月26日午後1時半からの例会への参加を案内した。会場は毎月三島公会堂に決まっている。本部から本通り商店街を駅方面へ歩いて10分とかからない便利な場所にある。詳しくはブログの案内記事をごらん頂きたい。

 その日、配布した資料は、原発問題について別ブログで発信した記事のプリントであった。政治・経済などの時事問題をテーマとしているブログで発信した内容だが、最近の政治経済の動向に無関心ではいられない。
 かつて教祖ご存命の時代、明治維新以後の日本に対して「おふでさき」には「上・高山」(権力者)に対する神の残念をくり返し記されている。教祖の後半生の「ひながた」は決して病いたすけに限られていたわけではない。もし病いたすけだけが目的であったとすれば、神道本局や官憲からの迫害干渉を受けるはずはない。
 教祖が説き聞かされた「元初まりの話」は、十億年をさかのぼる泥海の中で、ドジョウを人間の種として、ウナギ、カレイ、フグなどの水生動物を「いのちや性の道具」として夫婦の雛型となる生物に仕込み、男女の有性生殖を教えられて無数の子数を宿し込まれたことが出発点となっている。一方「古事記」を元として天孫降臨による天皇の祖先を唯一の神とする当時の国家神道とは全く次元の違った神話であったから、国策や権力に真っ向から刃向う危険思想として禁圧しようとしたのであった。
 今の時代はどうかといえば、天孫降臨や古事記は信じられなくなった代わり、人間を含めてあらゆる生物の進化や自然環境の変化は偶然の結果で、すべてを物質の離合集散として説明する科学の影響を受けて、物質以外には何も存在しないと思い込んでいる風潮がある。それは思い込みに過ぎないので、脳細胞が人生の目的を立てたり未来の予測ができるはずはない。しかも科学は人生の目的や真善美の価値については何も教えてくれない。

 25日の参加者の中でMさんは、常日頃から上記の「泥海古記」に深い関心を抱いているようぼくなので、その信念を聞かせてもらうことにした。Mさんの説によれば、いずれ人間が「元の理」の真意を理解できるように成人した暁に、親なる神の意志によって創造された「神の子」に違いない証拠として、科学が進歩する以前から「泥海古記」を説き聞かせておかれたことになる。つまり、親神自らが存在証明するための預言といえるかも知れない。
 いまや科学は地球の大変動と生物が進化してきたプロセスを解明できるまでになり、人類に至る進化の歴史が奇跡的な偶然の連続により、絶滅の危機を何度も乗り越えてきたことが解ってきた。その結果「古記」にしるされた真実が証明されようとしている。あり得ない幸運の積み重ねの結果、人類はいま生存し続けている。その陰に神秘とふしぎ、神の守護や導きを感じないではいられない。数々の幸運の一つでも欠けたとすれば、今ここに人類は存在していない。あり得ない偶然の連続とは必然であり、そこに神意と親心を読み取ることができる。神秘的な事象を否定してきた科学によって、150年前に教祖が説き聞かされた「古記」の真実が奇しくも証明されることになる。
 そうした意味で「泥海古記」は過去の神話とは全く異なっていて、知恵と文字の仕込みによって進歩してきた科学を包含しているということができる。
 
 いずれにせよ教理の基本として教えられる「身の内かしもの・かりものの理」は「こうき」を知ってはじめて生命が借りものに違いない理由を納得できる。
 いま改めて10億年前にさかのぼれば、大腸菌から人間に至るまで、あらゆる生物の遺伝子が同じ記号で設計されていること、その遺伝子をコントロールしているのは月日親神から仕込まれた「理」であり「心」であることを再確認することができる。天理市出身の遺伝学者・村上和雄先生は「こころと遺伝子」の関係について研究を進めている。アメリカでも、思いや情熱のエネルギーが遺伝子に影響することを証明している生物学者(ブルース・リプトン)の学説が認められている。

 地質や化石を調べて数億年前の環境や生物の実態を確かめる学問の進歩によって、地球は幾度となく凍結・爆発・乾燥・低酸素などの大変化をくり返す中で生物は絶滅の危機を乗り越えて進化してきたことが解っている。
 宇宙からの隕石衝突だけでも4億年前から今までに確認されただけて160回、全部で1千回にのぼるという。そうした度重なる危機があったからこそ、その環境変化に適応して生き延びるために進化が加速されたと言われている。まさに「節から芽が出る」のが生物の歴史といえるのだ。
 来月はいよいよ6月25日、何が起こっても起こらなくても、元の神・実の神を信じ、今後の大節を生かして心の成人(精神的進化)できることを信じたい。


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  • 2013.06/03 02:36分 
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