ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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「しあんさだめて」

五ツ いづれのかたもおなじこと
   しあんさだめてついてこい
(みかぐらうた」九下り目)
 
 つい先日、めずらしく四国の知合い、といってもお会いした覚えのない女性の高齢者の方から電話があった。多くの人を寄せて「にをいがけ」に熱心な方と聞いたことがある。挨拶もそこそこにその方が言うには、
「名古屋のほうで教祖の生まれ替わりか、教祖の声が聞こえるとか、そんな女性が現われたと聞きましたが本当ですか?」と。

 そんな想定外の話は耳にしたことのない私は、もちろん「知りませんよ」と答えるしかなかった。用件はその情報の真偽を確かめるためのようだった。なぜ私に? と言いたかったが、おぢばの近くに住まいしているのだから情報が集まってくると思われたのだろう。

 他に用件はないようなので電話を切ることしたが、最後にひとこと言わずにはいられなくなって、次のように一気に話して受話器を下ろした。
「今になって教祖が生まれ替わるとか、声が聞こえるとか、そんなことを期待しているのはおかしいですよ。それどころか、200年前に教祖が教えられたことの一部しかわからないままじゃありませんか。「教祖存命の理」によって、神様が言葉を通して入り込まれた「おさしづ」があっても、殆ど拝読しないままになっているでしょう。さらには「泥海古記」という写本があるのを知っているでしょう。その「古記」や原典「おふでさき」にもしるされている「元初まりの話」がどれだけ解き明かされているのか、それを放っておいて、教祖から新しい教えを聞けると期待するのは順序が逆さまですよ。私はいま「泥海古記」の謎を解くことに集中しているのです。それではごめん」

 一方的に言うだけ言って電話を切ったものの、本当に自分も「しあんさだめて」いるだろうか? と、わが身をふり返って恥ずかしい思いをした。
 前回のブログでつい愚痴を吐いた足指の痛みにしても、原因不明で治らない状態が続くと医者・薬に頼りたくなる有様であった。高齢者になればなるほど、自然治癒を信じ天にお任せする「思案を定め」ることが大事。むしろ薬の副作用で全身のバランスが崩れて異常な症状が発生することをおそれるべきなのだ、と思案するこの頃である。
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(追記)
政治・経済などの時事問題については
<戦争を語りつぐ証言ブログ>を参照して下さい。
(最近の更新記事)
*お粗末な日本維新の会「政策綱領」
*先覚者・高木仁三郎 その他
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Comment

ご回答ありがとうございました 

みさと先生、私の質問に対して二度にわたりご回答くださり、誠にありがとうございました。
「病」と「病の根」の違い、唯物医学といのちの不思議から出発する十全の守護の理との違い、とても良く分かりました。
体内をMRIなどの最新機器で検査しても神様(理)は写らない、まさにその通りですね。
それにしても今の本部や憩の家の動向、結構なのかどうなのか…。
もっと「かんろだい」に心を寄せることが肝心だと納得いたしました。
  • posted by 愛読者 
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  • 2013.04/14 22:08分 
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補足として 

さきほどのコメントで「これからは病気にならない心の持ち方・生き方を世の中に伝えていくべきではないでしょうか」と書きました。しかし、この道は倫理や道徳ではないので、いのちの不思議から出発するべきでしょう。そのためには元初まりの話に基づく十全の守護の理を心に治めなければなりません。
一方、現代の医療は死体解剖から始まった唯物医学です。いくら体内をMRIなどの最新機器で検査しても神様(理)は写りません。だから科学に洗脳されている人々に教理を伝えることは昔より難しいのです。「よろづよ八首」で、信心の条件として「よろづいさい」の「もとをくわしくきいたことならば」と歌われている通りです。過去の成功体験があるからといって「おさづけ」だけで信者になる時代ではないことを自覚するべきではないでしょうか。個人の身上事情だけでなく、天の理に反した社会全体の事情も無視することはできないでしょう。
  • posted by みさと 
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  • 2013.04/13 12:10分 
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医薬とおさづけの効能について 

世俗的には「憩の家」のおかげで天理教の信用が保たれているのが現実です。そのわけは、近畿圏内に住む人々は信心しなくても誰でも利用できるからですが、逆に遠方に住む信者は受診したくてもできないという矛盾があります。いずれにせよ「かんろだい」には無関係です。
たすけ一条の神心と一致すれば「おさづけ」は昔も今も効能を見せて頂けるはずですが、今は修理肥の医薬が発達し過ぎたためか、誰でも手軽に利用できる医薬に依存してしまうのです。極端な例をあげrば、神様の息を引き取る守護を延命医療で邪魔する場合もあります。とはいえ、医薬は万能ではないので「病いの根」は切れないので、病人は増えるばかりです。
これからは病気にならない心の持ち方・生き方を世の中に伝えていくべきではないでしょうか。
  • posted by みさと 
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  • 2013.04/13 10:09分 
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教祖の生まれ変わりは皆ニセモノ 

教祖の生まれ変わり?を名乗る者はみなニセモノです。
その理由として、我々がまだ教理の多くの部分をまだきちんと学びきれていなのに、教祖が新たな事を言われるはずはない、というみさと先生のご指摘は、目からうろこの思いでした。
前に書かれてましたが、憩の家外来棟は大入り満員、そこから300メートルほど離れた神殿教祖殿は閑古鳥が鳴いている…というのは、今の天理教を端的に証明しているようです。
「おさづけ」は心の誠に効くとはいえ、現実の病気に効かないという峻厳な事実を、我々は認めなければいけないのでしょうか。
  • posted by 愛読者 
  • URL 
  • 2013.04/12 13:19分 
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れんげさんへ 

そこまでは気がつきませんでした。
指摘して下さったこと、有難く受け取っています。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2013.04/10 07:53分 
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No title 

まさに今回の一件は、「唯識」でしたね。
心通りのことが
現象として現れる

事実、先生は相手に力説しながら
自分を省みておられる

その電話は、神様からの贈り物だったかもしれませんね
  • posted by れんげ 
  • URL 
  • 2013.04/09 13:13分 
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植田義弘

Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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