ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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1/25 月例会報告

 テーマと資料にもとづく情報

(追加記事のお知らせ)
 この記事の後段に、内容に関連あるファイルをリンクしましたので、ぜひごらん下さい。

 冷たい風の強い日になったが、会場の部屋はファンヒーター1台で20℃の室温が保たれていた。勿論そのためには、最近値上がりの続いている灯油の燃焼によるエネルギーが必要となるので、例会終了後に灯油代として寄付金を事務所前の箱に入れておいた。宿泊御供1人1泊千円だけでは赤字になるのは当然なので。
 大祭ということもあって、参加者は過去の記録に並ぶ20名となった。内女性は6名。初参加も何名かあった。とはいえ、お互い打ち合わせていないのに、何らかの縁のある者同士が鉢合わせすることが多く、それには本人同士だけでなく周りの者が驚かされる。例えば修養科が同期だったり、住所がすぐ近くだったり。「類は類を呼ぶ」というが、決して悪い縁でないことは間違いない。

 今回は用意したコピー資料の順序に従って説明することにした。
 はじめに最近発行された「天理教平和の会」会報(No.23)の紹介から始めた。その1頁目には橋本左内牧師(日本宗教者平和協議会理事長・イエスと歩む会)の寄稿文が掲載されている。私は2年前に橋本牧師のおぢば案内役をしたことがある。師は以前から「おふでさき」を独自の読み方で研究され、神意の真髄を把握して「イエスと歩む会」の会報に連載されたこともあり、道友社販売部では原典の解説書などを購入された。私も「みかぐらうた」本を進呈した。その後、記念建物を見学し、意気投合して詰所で一泊された。
 そんなご縁があったので、昨年9月学研から新刊した自著にも橋本師の著作から原発事故に関係するキリスト者としての受け止め方を引用し紹介した。そのお返しというわけではないが、上記の会報には「第四の刻限」「ようぼくのつとめ」「心の大掃除」などのキーワードを通して宗教者としての覚悟を強調されている。参考に1面の記事ファイルをリンクしておきたい。
 http://www.geocities.jp/shougen60/heiwakaiho23.html

 その他の資料として「日本の宗教者のみなさんへ」と題する「ふくしま集団疎開の会代表」名の訴えを配布した。その中には昨年9月の福島県内4万2千人の子どもたちの甲状腺検査のデータが報告されている。その結果は、何と6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.3%、男女合わせた全体でも43%の子ども達に「のう胞」や「結節」が見つかったが、政府もマスコミも公表せず、安全地帯への集団疎開も実施されていないのが実情であるという。それどころか、原発事故直後に政府は、疎開の必要性を回避するために放射線の基準値を20倍に引き上げた。
 東京新聞(2012.10.30付)だけは「福島の子の人権守れ」との見出しで「弁護士ら 健康被害、世界に発信」「集団疎開訴訟 きょうジュネーブで講演」と紹介しているが、甲状腺異常が見つかったデータは紙面には載せていない。

 この記事やデータを読んで、私はありありと戦争末期の学童疎開を思い出した。米軍の空爆を避けるために当時の都会にいた学童たちは集団で強制的に田舎へ疎開させられた。それは過酷な生活であったけれども、子どもの命を守るための応急措置としては戦争中のほうがマジメに取り組んでいた、と言うことができる。ただし、かつての戦争中は目に見える爆弾や焼夷弾であったが、原発事故による放射線は「直ちに影響はありません」と当時の枝野官房長官が逃げを打った通り、目に見えない敵を相手にした戦いであり、いずれにせよ犠牲にされるのは一般国民なのだ。あと数年すれば、福島はいうまでもなく東北一帯で放射能汚染の実態が明らかとなり、人が住めなくなるとの予測さえ出ている。

 そうした予測を検証する目的があったわけではないが、たまたま68年前の長崎原爆に被爆した高齢者のようぼくが大阪府内高槻市にいるとの情報に接して、私は1月15日にそのご夫婦のお宅を訪ねた。すでに80代になっておられたが、お二人ともお元気そうであった。
 ところがご主人のほうは、軍需工場への動員をサボって遊んでいたため原爆の直撃を免れたものの、翌日爆心地へ入ったため黒い雨に打たれ、その後は鼻や口から出血、食欲減退、疲労感などに見舞われ、医者からは20代半ばまでしか生きられないと宣告された。つき合っていた恋人に自分の命は20代までしかないから結婚を諦めたいと打ち明けたところ、生きても死んでもいいから結婚したいとの返事で、21歳と19歳で結婚して現在に至っているとの話であった。

 それまでには数々の信仰体験があったとのこと。ご本人の記憶にはないが、3歳のとき重い肺炎に罹り祖母のすすめで母が入信し、1ヵ月余入院して九死に一生を得た。その後、崖から落ちてもケガはなく、バイクで電車に衝突しても無傷のご守護を頂くなど、学歴はないが努力と実績で大手の生命保険会社の京都支店長になって定年を迎えるまで、後進の指導や講演に駆け回る一方、座右に置いた「おさしづお言葉集」を毎朝夫婦共々拝読しつづけていると聞かされた。こうしたようぼくから見れば、大方の教会長が頼りなく見えるのはムリもない。
(追加)岩崎さん夫妻の被爆体験から現在に至る証言ファイルを別サイトからリンクしています。クリックしてごらん下さい。
「被曝した私は医師から20代までの命と宣告された」

 たしかに被爆者でも長命を保っている人はある。寿命は人それぞれの体質や免疫力や家族の愛情、さらには信仰の有無によっても違うだろうが、被爆者は例外なく、つねに白血病をはじめ放射能による障害の不安と長期にわたる治療にさいなまれながら生きていることも確かである。これから福島をはじめ原発事故による低濃度放射線の汚染地帯で、どれほどの被曝者が広がるかわからない現在、政府は万全の防御態勢を整えるべきではないかと思わずにはいられない。
 健康に生活できる基本的人権を保障するために安全な環境を守るのは、政府にとって景気回復とか経済成長と比較できない最低限の責任であろう。

 最後に「元初まりの話」について問題提起したところ、活発な意見が出て、得るところが大きかった。その内容を紹介する余裕はなくなったが、今後とも重要なテーマとして取り上げていき、さまざまな面からねり合いを重ねていきたいと願っている。
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なごみさんへ 

有難いコメント拝見しました。
教祖殿で出会われたI先生にもお気持ちを伝えておきました。

書店前の赤いノボリは、いつも月例会に参加されているMさんにデザインや制作をお任せした上に、立てる作業もひのきしんして下さったものです。
(「みき」の文字は教祖の直筆を拡大したもの)

また、ご都合よい月にご参加を期待しています。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2013.01/31 08:39分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

ご無沙汰しております

大祭の教祖殿にて I先生に出会い、ヤマト屋書店のノボリの話お聞きしました。

その日 お店の前を通ると 風になびく赤いノボリに 「みき 」の文字がとても印象にのこりました。

I先生より、膝の痛みに悩む知人へ、神殿下足場で不思議なおたすけして頂きました。

月例会での素敵な出会いに感謝しております。

福島での被爆被害のはなしは、胸がいたいです。
  • posted by なごみ 
  • URL 
  • 2013.01/29 22:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

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Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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