ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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12月例会報告

善の仮面をつけた悪の正体、その他

 おぢばで今年納めの月次祭がつとめられる前日、気忙しい中にも15名の参加者(内女性3名、初参加1名)があった。幸い気温もそう下がらずに石油ストーブで室温20℃を保つことができた。
最初は選挙結果が右傾化したこと(安倍政権の復活)の是非について発言があったが、私は今の政治家をはじめ戦争の実態を知らない世代の判断に危険性を感じる理由を述べた。その根拠は、理屈ヌキに戦争体験の証言を知れば理解できる。
 かつての戦争中、国内の各地域で家庭をもち仕事に励んでいたふつうの市民を、赤紙一枚で強制的に戦場へ駆り出し、見も知らぬ敵と殺すか殺されるかの戦いに追い込んだのは、同じ日本人の独裁的な軍国主義権力であった。

 最近も南京大虐殺の真相をネットで読んだ。南京攻撃に苦戦した日本軍の悪徳司令官は「目に入るものはみな敵だから殺してしまえ」と命令しただけでなく、食糧の補給がない軍隊は現地調達つまり略奪する他なく、まして捕虜を食べさせる余裕はないので皆殺しにせよと命令を出した。その結果、鬼畜と化した日本軍は虫けら同然の感覚で見境なく中国人に暴行虐殺の限りをつくし、たくさん殺した兵士ほど英雄気取りで自慢していたという。

 私自身が今年の夏、99歳になる元上等兵の超高齢者に直接取材した証言では、召集を受けて中国戦線に4回従軍したご本人自身が南京虐殺の現場にも居合わせた体験があり、最後にもらした感想は、当時の日本は領土が狭いので中国を分捕るために侵略したが失敗した、そのために大勢の戦友が命を落とした、自分も鉄カブトの正面に銃弾を受けたが、角度がちょっと斜めだったので弾が上へ跳ね飛ばされたおかげで命拾いした、と語っていた。

 私は天理市のボランティアセンターに戦争体験の証言を集めて公開するプロジェクトとして登録しているのだが、先月に市役所で展示会に出展した活動紹介の記録を、参加者の関心を呼ぶために25日当日の部屋にも貼り付けておいた。そこには今年8月に天理市立北中学校主催の3年生を対象とする「平和の大切さと命の尊さを学ぶ」集会の講師として紹介した知人の「父の戦死と学童疎開」と題する講演プログラムや、長崎での被爆体験を戦後67年目の今年初めて人前で語った高齢者の証言と記録写真を拡大して展示していた。

「善と悪とはみなあらわれる」と原典に啓示されている「悪」とは、上述したように善良な市民を強制的に戦争に巻込む横暴な権力であり、それは同時に明治の頃に教祖を迫害干渉した「上・高山」の後継者であることに間違いない。その明治以来の権力は明らかに「悪」であり、「善」として肯定することは出来ない。
現代においても、善悪は個人レベルだけではなく、組織や社会全体あるいは国家的なレベルでの「悪」が「善」の仮面をつけてはびこっていることを忘れてはならない。

 途中で近刊書『中山みき 秘められた大預言』の反響が話題になり、私自身の手元に届いた2、3の反響を紹介した。個人情報の秘密を守ることは承知の上だが、その1通はオーストラリアのようぼく女性の方からの書面で、日本に帰国中に知人から同書をもらって読んだおかげで今までの疑問が解けて、
「魂をゆすぶられるような思い」と「どんなに教祖がおよろこびだろうか・・と胸たかまる気」がしますと書かれていて、私も大いに励まされたことを報告した。
 また男性の読者からも、最初は書名を見て「うさん臭い」感じをしながら読んでみると意外にマジメで大いに共感する部分があった、との感想も受け取っている。書名は出版社の編集長にお任せしたので、私に責任はないと申したいのだが・・・・。

 当日の参加者がそれぞれのグループで熱心に練り合いされていた内容は私にも分からないので報告できないことを了解ねがいたい。
 先月報告した「動画サイト」のUPが遅れているわけは、途中で操作のトラブルが発生したことが原因で、いずれUPできれば報告することにしたい。あまり私自身は乗り気ではないので、今後も続けるかどうかは約束できない。

 最後に、現真柱様就任直後の立教161年(1998年)に発布された「諭達第一号」のコピーを参加者に配布したので、ここでもリンクしておきたい。その目的は、今回の第三号だけではなく過去の諭達をふり返って参照することもムダではないとの思いによるものであって他意はない。(「改正諭告」のリンクは文字が読みにくい点もあり、都合で省略します)
http://www.geocities.jp/shougen60/yutatu1.html

 それでは皆さん、佳いお年を迎えられますように。
「続いてこそ道」「変わらぬが誠」と聞かせて頂きます。
 来年も変わらずおつき合いの程よろしくお願いします。
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発行図書のご案内
 ご希望の方に旧版図書の在庫分を限定しておわけします。
『おさしづに啓示された理の研究:全6部』
(手書き資料:限定30部/特価)
『教祖ひながたと現代』
 よろしければ 案内ファイル(リンク)をごらんの上、ご連絡ください。

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れんげさんへ 

 ダニエル井上氏の死についてはアメリカでも大きく報道され惜しまれていましたね。
 日系一世・二世の戦争中の過酷な体験については、HP「戦争を語りつぐ証言集」の中に収録していますので、参考にごらんになる方あれば下記のURLからアクセスして下さることを期待しています。
 http://www.geocities.jp/shougen60/kaigai/index.html

 それでは、佳い新年を迎えられますように。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2012.12/29 18:10分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

日系でフランス軍と戦わずに敵を助け
平和におさめたダニエル井上氏も遂に死んでおしまいになりました。

平和の生き証人が少なくなっていく分
このサイトが重要になってくることでしょう。

戦争にしない、させない、気持ちを
声にあげていかないといけませんね。

  • posted by れんげ 
  • URL 
  • 2012.12/28 17:18分 
  • [Edit]
  • [Res]

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Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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『原典を元とする理の研究』から教義の基本となる序章と第一章を抜粋してまとめたpdfファイル(37頁分)を無料提供します。

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