ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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選挙で民意は反映されたのか/12月例会ご案内

 12/16 日曜日、師走半ばに衆議院議員選挙が行なわれ、自民党の圧倒的大勝という結果が出た。野田首相の独断で解散したものの、現職の大臣が軒並み落選し、民主党の議員数が1/4に減ったあとの閣議はお通夜のようであったとか。自爆テロ解散とか集団自殺とか自嘲する前に総辞職という選択肢もあったのに、と今さら言ってみても事すでに遅しであった。

 ただ、投票率は60%を切って戦後最低で、とくに小選挙区の得票率43%の自民党が8割に近い当選者を出し、22%弱の民主党は9%の議席しか取れない結果となっている。同じく小選挙区で、未来の党は得票率5%で2議席だが、得票率8%の共産党は議席0に終わっている。かくのごとく1選挙区につき当選者1人に限定される小選挙区制度では、果たして民意は反映されるのかという疑問や反省の声が出るのも当然だろう。

 それは別として、テレビのニュースか新聞の見出しにしか情報源をもたない一般市民は、福島原発の危険な事故現場や放射能汚染の実状など知らないままに、景気回復や金融緩和とか「日本を見直そう」のキャッチフレーズに釣られてしまい、見直すのはどの時代の日本かは誰も知らないまま平気で良いことがあると信じている。長年にわたり自民党が築いてきた既得権益を「見直す」のかもしれない。
 現に政権交代が確実となったとたん、国民がアテにしている景気回復を棚上げして、憲法改定の手続きとか参院選の見通しの方が気になるような言動が見られるではないか。

 ネット世代の若者たちは、テレビ世代と違って醒めているが、自分たちが誰を選ぼうと体制は変わらないから投票に行くための時間をムダと判断しているのだろうか。投票率が戦後最低になった原因はどこにあるのだろうか。脱原発を望む過半数の民意はどこに消えてしまったのだろうか。
 本当に経済さえ成長すればいいのか、原発事故が再発しないといえるのか、使用済核燃料の処理はどうするのか、誰も答えられる責任者はいない。ただ希望的観測で成行きに任せているだけである。

 選挙の2日ほど前の朝方、ふと目が覚めてNHKラジオ深夜便を聴いていると、著名な脚本家の倉本 聰氏(77歳)がインタビューに応じて語っている言葉に、
「日本人はアクセルを踏むばかりでブレーキを踏むことを忘れている。1970年代の生活に戻りさえすれば、エネルギーは今の5分の2あれば足りるから、原発はなくても済ませるのに」
 さすがに北海道の森の中に住み、自然塾を経営している芸術家らしい感性から出た言葉であった。
 今はこれ以上思案するのはストップして、次に月例会の案内を更新することにしよう。
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12/25<月例会のご案内>

早くも今年最後の月例会となります。
何かと気忙しい日々でしょうが、ご都合のよろしい方はどうぞ参加
して下さるよう期待しています。ご馳走を並べて忘年会を開くわけ
でなく、自由な談論だけで満足して頂くほかありませんが。
週末から来週にかけて寒波がやってくるとの予報も出ていますので
くれぐれもカゼに入り込まれないよう心のスキに気をつけて下さい。

◆日 時 12月25日(火)午後1時30分~5時
◆会 場  中和詰所4階
      1階ホールからエレベーターで4階まで上がった処の
      案内板に部屋番号を記した紙を貼っておきます。
      (当日まで部屋番号未定のため)
 (所在地)〒632-0035 
      天理市川原城町350 中和詰所/TEL 0743-63-4166
     (天理市役所西の交差点を本通り商店街の方向へ30m)

◆参加費  500円(テキスト代・茶菓代含む)

◆テーマ *最近のブログ記事の補足と質疑応答
     *衆議院選挙結果の分析
     *原典にしるされている「善」と「悪」の意味再考
     *参考資料として「諭達第一号」および「改正諭告」
      (明治18年)のコピー配布
     *後半の1時間は個人相談に当てます
      
◆お問い合わせ、およびご連絡は、下記メールアドレスまたは携帯へ
 tenkoku0805@yahoo.co.jp/090-5051-1243 植田
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
(追記)
 選挙直後の17・18日に朝日新聞が実施した世論調査によれば、次のような結果が出ている。(12/19付同紙朝刊)
(全)=全体 (無)=無党派層に限定 (%不明は無回答分)
◆自民・公明合わせて2/3を超えたのは?
 (全)よかった=35% よくなかった=43%
 (無)よかった=20% よくなかった=44%
◆安倍総裁に期待できるか?
 (全)期待する=51% 期待できない=42%
 (無)期待する=37% 期待できない=55%
(以下は回答全体の%のみ)
◆自民大勝の理由は?
  民主に失望=81% 自民の政策を支持=7% 
◆原発をどうするか、自民党の現段階での方針は?
  評価する=37% 評価しない=46%
◆今回の選挙で投票率が戦後最低になった理由は?
  投票しても政治は変わらないから=51%
  投票したい政党や候補者がいなかったから=29%
◆他に「朝日デジタル版」には、枝野経産相の発言として「原発をやめる方向を明確に示した政党の比例区の票を足すと過半数だ」と述べ、「原発ゼロ」は一定の支持を受けたとの見方を示したと報じている。



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Comment

衆院選を終わって 

自民党圧勝、想像以上でした。脱原発に一番熱心だった未来の党は、こちらでは公示直前の落下傘候補者で、期待には到底及びませんでした。一応、応援には行ったけれども。
日本人の政治感覚は、選挙もバーゲンセールで品定めをする程度の意識レベルかもしれません。あの大地震で社会のひずみが表に現れて大転換の必要を自覚したはずだったのに、結局は目先の受け入れやすさで選んでいるように思えます。
店頭に並んだ候補者や政党を見比べて、バーゲンが終わったら、あとはなんとかしてくれるんだろうと。3年前と商品の中身は変わっていないのに・・・。
有権者は選びっぱなしで選んだ責任など感じられない。実は高い買物をしているのにそれほどの真剣さもない。これからしばらくは保守が強まり行く所までいくしかないのかも。若者に保守的な思考が蔓延しているように感じます。ネットでは両面ありますが、実社会では理想より現実、みたいな感覚が主流を占めている。社会が閉塞して、自由より保身を求め、無自覚に怖れているようです。経済もしばらくは良く見えるでしょうが、その先が思いやられます。一部の実力保持者(財界)と無力な大衆が同じ方向を向いて、これも絆、でしょうか。
たしかに自民党には有能な人も多いでしょうから、間違った方向に行かないように諦めないことは大切だと思います。
いまは、政治が疎ましく思いつつも。(あきら)
  • posted by 匿名 
  • URL 
  • 2012.12/22 15:23分 
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Author:植田義弘
今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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