ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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憲法と選挙をめぐって

 衆院選挙が16日に迫ってきた。最右翼というべき安倍自民党総裁と石原慎太郎を代表とする日本維新の会が憲法改定や自衛隊の軍隊化を目的に掲げて選挙戦を進めている。核兵器の保有をもくろんでいる政治家は、当然ながら原発の継続を必要としている。
 このブログは主として教内問題について発信しているのだが、今は一市民として総選挙に関心を寄せずにはいられないので、上記のテーマで発信することにする。

 上記の政党は、今にも仮想敵国が日本に攻めてくるかのような危機感を煽って憲法9条の改定による戦闘できる自衛隊の軍隊化を推し進めようとしている。その証拠として竹島や尖閣列島の領有権を問題視するが、それを本土への侵攻の可能性と混同することはできない。
 中国や韓国、北朝鮮を含めてアジア諸国にしてみれば、侵略されたのは自国のほうであって、むしろ日本の軍備強化に警戒感を抱いている。日本側に前科があるのだから当然なのだ。
 一方アメリカは、沖縄へのオスプレイ配備や基地の必要性を日本人に認めさせるために、陰から危機感を煽っているといわれている。いずれ自衛隊を米軍の指揮下に入れて先兵として戦わせる目的を実現するために違いない。

 石原維新の会代表は、以前アメリカ訪問中に尖閣列島を東京都が買い取ると宣言したことが中国とのトラブルの原因になったのだが、その責任を感じるどころか、少々血を流しても構わないとか、平和ボケしている国民の根性を戦争で叩き直すとか、各党首のテレビ討論の場では戦後67年にわたり平和を享受することができた憲法に感謝したことがあるかとの質問に対して「感謝などしていない」と答えている。
 今年80歳の石原代表は私と同世代だから、少年期に戦争中の悲惨な実態を見聞きしている筈だが、よほど恵まれた特殊な環境に隔離されていたか極めて鈍感であったか、どちらかとしか思えない。
 戦後67年間、平和憲法のおかげで日本は海外で敵を1人も殺していない。海外派兵のための予算も浪費していない。だからといって、日本を恨んでいる国はない。
 むしろ世界は戦争を防止し平和を希求する方向に進んでいる。世界を一瞬で駆け巡るネットの世論は、他国の侵略を決して認めない。例外として、性懲りもなく内戦やテロを続けているのは中東だけである。

 ここで右翼の大物といわれる「一水会」顧問・鈴木邦男氏が、今年11月22日付朝日新聞「オピニオン」欄で語っている言葉を紹介したい。最初に、勢づいている右翼的な安倍自民党や維新の会について、
「右翼の仲間たちは安倍さんと石原さんのどちらを応援すべきか迷っていますが、僕は危ないなあ、なんだかキナ臭いなあという感じを持っています。右翼というのは社会の少数派として存在するから意味があるのであって、全体がそうなってしまうのはまずい。国家が思想を持つとロクなことにならないんですよ。必ず押し付けが始まりますから」
「いま右翼的な主張をしている人は、(左翼という)天敵がいなくなった動物みたいなものですよ。威張るし増殖するし、このままでは生態系が破壊されてしまうのではないかと心配です。やっぱり僕らの時代は(左翼という)いい敵がいたんですよ」
 また、戦後の平和憲法については、
「今の雰囲気に乗じて変えてしまうと、アメリカの戦争に全部協力して自衛隊がどこにでも出て行っちゃうような憲法になりかねません。憲法は本来、政治家を縛るためのものなのに、政治家が国民を縛る憲法になってしまう危険もある。自由のない自主憲法よりは、自由のある占領憲法の方がまだいいし、アメリカから押しつけられた憲法を変えようと頑張った結果、よりアメリカに従属するなんて笑えない冗談です。じっくり時間をかけ、専門家を巻込んで丁寧に議論すべきだと思います」
 まさに仰せの通り、と膝を叩きたくなる発言である。外国に従属することが右翼の目的でないのは当然であろう。

 結論として、私は嘉田由紀子・滋賀県知事が代表となって立ち上げた「日本未来の党」に一票を投じたい。陰に「国民の生活が第一」の小沢一郎氏が動いているとの説はあるが、石原維新の党と違って小沢氏は一切表面に立たず「一兵卒にもどる」と言明している。謀略によって起訴された4億円記載漏れ事件も無罪の判決が出たし、政策内容と関係はない。
 嘉田代表は、琵琶湖を守る滋賀県知事に専念するため離婚を決意した覚悟の持ち主であり、京大農学部大学院を出た滋賀県職員でもあった。「もったいない」をモットーに新幹線の新駅や3つのダム建設を凍結し、長崎市の伊藤市長射殺事件を匂わす脅しの電話に屈せず公約を果たした。信念を貫く女傑と呼ぶにふさわしい。
 もし私の判断に疑問を抱かれる方は、下記の「未来の党=未来への約束」をクリックして確かめて頂くことをお願いしたい。
 http://www.nippon-mirai.jp/promise/index.html

(注)この記事は教外向けの「戦争を語りつぐ証言ブログ」からも発信しています。同ブログからは他にも社会・政治に関係ある記事を発信していますので、関心をお持ちくださる方は下記へアクセスして下さることを期待しています。
 http://blog.canpan.info/shougen60/

 
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Comment

 

天理教の教えの中に『世界いちれつ皆きょうだい』がありますが、平和に仲良く暮らすことは大切なことです。
しかし、現実に今の日本をとりまいている状況は、前の教えの通りにはいきません。
日本独自の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙っている支那・中共に話し合いなど通用しません。何も武器を持たなければ戦争がおきないなど、妄想もいいところです。過去の歴史がどうの、と言っておりますが、一方的なでっち上げも甚だしい!
傲慢と卑屈な外交を使い分ける国には、日本は強力な軍事力を持つしかないのです。

政治の場に宗教がでしゃばることにも大反対です。創価学会・公明党をみても、やることは卑劣な有り様です。
共産主義者の言葉に、『宗教は麻薬』がありますが、その通りだと思います。
社会が麻薬に汚染されれば、国は滅びます。
今の天理教にできること、またやるべきことは『宗教法人も企業と同様に課税させる』運動をやるべきです。そうすれば、天理教に対する周囲の眼は良くなると思います。
  • posted by 摂 
  • URL 
  • 2012.12/20 13:48分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

私も期日前投票で「未来の党」に一票を入れました。

今回は、投票率が史上最低ということですが
どうもそれは嘘のようです
どこの会場もこれまでになく
みんなが投票書に集まっていたという話が出ていますし

自民党が圧勝する空気はメディアがつくっていたのであって
国民では決してありません
自民党が圧勝した翌日のニュースは
さっそく原発は安全なので可動の方向に向かうというものでした。

今回は不正選挙がいよいよ日本で行われていたことを
物語るものとのちに明らかになるでしょう。
このままでは戦争の方向に行くと
占いのお客様までがみな案じています。

また、「今回は残念な結果でした」というブログがどれだけ多いことでしょう

25日は行けませんが、盛り上がることと思います。
  • posted by れんげ 
  • URL 
  • 2012.12/19 13:11分 
  • [Edit]
  • [Res]

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