ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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立場によって異なる身上の理

 今の時旬を思案する上で大事な情報を耳にしているので、参考までにお伝えしたい。別に秘密情報というわけではなく、教区・支部を通して伝えられているので、既にご存じの方もあるだろうが、本部内の中心的立場にある方の身上に関する情報です。
 
 聞くところによると、昨年の晩秋に前真柱様が、腸閉塞のため緊急入院して手術されたという。今はすっかり元気になられているから心配ないようだ。
 ところが、先月になって、新しく就任されたばかりの上田嘉太郎・表統領が、伝えられるところでは「検査の結果、腸の腫瘍が見つかったので手術を受ける」という。腫瘍といっても良性か悪性か判然としない。手術は先月22日に「憩の家」で行われたが、術後の経過については分からない。
 
 お二人とも「腸」の身上であること、本部・教庁の中枢的な立場にあることから、単に個人的な問題としてではなく、道全体に知らされている神意を悟ることが大事である。鏡やしき・ぢば側近者の身上の理については、おさしづの啓示を通して思案しなければならない。

 天理教学の展開を求めて (連載第15回)各論(4)深谷忠政著『教理研究:身上さとし』より
 その研究方法は、いわば帰納的方法というべきで、症状を通して、お諭しの共通点を探り、身上の原因を求める方法といえます。その場合、伺いを立てた人の立場や役割は一切無視されることになります。例えば頭痛に関するお諭しは、初代真柱の場合も他の人々の場合も、同じ理として個人レベルで受け取られるのです。(中略)
 ただ、飯降本席ご在世当時、身上伺いを立てた人々の立場を知っておくことが必要と思われます。伺いを立ててお諭しを頂いた人々は、一般のようぼく・信者ではないからです。まして未信者ではありません。その大半は、おやしきに住まいして本部の中枢的役割を担っていた教長(初代真柱)はじめ取次人、本部員、およびその家族であり、その他は直属教会長・役員に限定されていたのです。ということは、すでに教理を詳しく承知し、おさづけを取り次いで頂きながら、なお身上障りのご守護を頂けない状態にあった道の先人たちが、神様に伺いを立てた答えが「身上さとし」として筆録されているのです。
 こうした点を予め念頭において「身上さとし」を拝読しますと、伺いを立てた人の立場や身上障りの軽重に応じて、理の諭しがそれぞれ異なっていることが分かります。いわば身上者個人としてではなく、道全体に果たす立場の違いによって、お諭しの内容も個人と全体のレベルの違いがあるのです。
 

 次に本部側近者の身上伺いさしづの一例を、上記の「天理教学の展開を求めて」の中から挙げておきたい。
 この身上さとしは、本部の重鎮であった山沢先生の伺いさしづですが、下線の部分に注意して頂けば、やしき内の家族の身上が決して個人レベルの問題ではないことが分かります。「掛かる」というのは身上に知らされることであり、「大きい所」とは真柱を指しています。
 明治30年1月11日、山沢為信身上障り願
「このやしき四方やしき鏡やしきという。よう聞き分け。草生えの中から一段越し、二段越し、三段どうも越し難くい。難しい身上一つ、ほんによいなあという楽しみを見て、又一時迫る。末はどうなろうと思う。尋ねる処一軒に掛かる。二軒に掛かる。三軒に掛かる/\という。大きい所に掛かれば、ころりと初めから改めんならん。これまでさしづ/\で年限経ち来たる。俺の思うようや/\。これではどうもなろうまい。身上に掛かれば、どうもなろうまい。人の身なら、めん/\は何とも無い。長きの事情、道の理から話さにゃならん。身の切なみの中にどういうものと思う。解きほどき出けんようになれば、どうもならん。刻限々々話し合いが肝心、これは前々以て幾度の事情に知らしたる。よう聞き分け。人の事やから、どうなったとて何ぞ、という心の理がとんと曇り。あちら小人こちら小人と言うて居る間は未だよい。なれど、銘々に掛かりて来れば、どうもなろうまい」

 但し、いくら身上を通して厳しく諭されても、その神意に気づかなければ何もならない。神様はもどかしい限りと推察されるが、医学で「修理肥」できる今では、神意は無視されてしまう結果となり、いつまで経っても組織全体の「身上」は回復(復元)しそうもない。
「立場で異なる身上の理」については5年近く以前にも<心のテープ>で取り上げたことがある。
http://www.geocities.jp/tenri_kokugen/news/tape-05.7.10.htm
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Comment

なるほど 

大工さん。
なるほど、と頷きながらコメントを拝見しました。
腸が詰まる、行き詰まる、という理とも取れますね。
要するに組織の身上を治すには大手術が必要に違い
ありません。
老廃物が溜まったままで排出しなければ、命にかかわり
ますからね。
  • posted by みさと 
  • URL 
  • 2010.03/18 19:38分 
  • [Edit]
  • [Res]

「長」の身上 

信者個人の身上は純粋に個人的な
ものかもしれないが、やはり本部員の身上は
天理教全体の問題として、教内で思案すべき。
…だとすれば、「長」であるお二人の「腸」の身上は、
本来、排出すべきものを出していないからでは
ないでしょうか? 
こんなふうに考えても、語呂合わせにしては、
やはり意味深長で考えてしまいます。
はっきり言ってしまうと、
機能不全になった事情教会を後生大事に
かかえて、形だけとりつくろっている教会本部
や大教会に対して、大きな反省を与えているように、
思われますのですが、どうでしょうか。
形だけの教会制度があるために、どれだけ
多くの教内者が苦しんでいるか。
思い切って、これらを切って、のびのびした
天理教に変えてほしいと願っています。
  • posted by 大工 
  • URL 
  • 2010.03/17 22:14分 
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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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