ブログ<原典からの出発>(<心のテープ>改め since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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原発に対するキリスト者の観点

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 原発推進という「傲慢の罪」
 橋本 左内(日本宗教者平和協議会理事長・「イエスと歩む会」創設者)
「原子力で立つ者は原子力で滅びる」より

 橋本氏はキリスト教の牧師であり、「イエスと歩む会」会員であると同時に、自ら設立した「日本宗教者平和協議会」理事長でもある。3・11の大震災と共に原発の爆発事故の原因についても鋭い批判の目を向けている。原典「おふでさき」にも詳しく、その中にこめられている普遍的な神意を紹介する文章も発表されている。

 チェルノブイリとは苦蓬(にがよもぎ)の意味であることは承知している人が多いだろう。その「苦ヨモギ」は「聖書」の黙示録8章に出てくる終末の預言に関係がある。つまり、第三の御使いがラッパを吹き鳴らすと、松明のように燃える大きな星が空から川の水源の上に落ちてきた。その星の名は「苦よもぎ」で、水の3分の1がその名の通り苦くなった。そのために多くの人々が命を失った。

 橋本氏によれば、ヒロシマ・ナガサキの被爆から学ぶことをしなかった傲慢な日本という国が自らこの災害を招いた。しかも、この深刻な事態にあって、3つの不可思議な事象があるという。
 その一つは、原発推進派の政官財学に属する人間達が依然として事態の深刻さや自ら犯した罪を自覚せず反省も懺悔もしていないこと、二つはそれらの責任者たちがなおも楽観的な所見を表明して恥じないこと、三つは、被害者であるはずの国民大衆が、これらの推進派とその同調者の宣伝に騙され続けていることにある。

 その筆頭というべきは中曽根康弘元首相で、さらに「お山の大将」とか「殿様商売」と呼ばれる東京電力の幹部や経団連の会長などが鉄面皮の顔を並べている。
 橋本氏は、これらの責任者を「傲慢の罪」あるいは「邪見・驕慢」と呼び、他者を貪り滅ぼしても自分の欲望を充たそうとする者で、人間の本心(仏性、神の分身、清明心)に立ち戻る道筋を示すのが宗教者の責務であると提言している。その「傲慢の罪」が打ち砕かれた象徴物が、無惨な姿を曝している原子炉建屋に他ならない。

(知恵の木の実)
「神の創造の秩序」または「造物主の秩序」「自然の法則」に反逆した人間の「傲慢なチエ」は原発を破壊した。
 高齢の一信者の発言「原発を造ったということは、神様が「知恵の木の実」に触ってはいけないと言われた戒めを破って、触ったことですね」
「創世記」3章の文節。
<主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女(イブ)に言った。「園のどの木からも食べてはいけないなどと神は言われたのか」女は蛇に答えた「私たちは園のどの木の実を食べてもよいのです。でも、園の中央に生えている木の実だけは食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました」蛇は女に言った「決して死ぬことはない。それを食べると目が開け、神のように善悪を知る者のようになるのだ」女が見ると、その木(の実)はいかにも美味しそうで、目を引きつけ、賢くなるように唆していた。女は実を採って食べ、一緒にいた男(アダム)にも渡したので、彼も食べた。すると二人の目が開け、自分たちが裸であることが分かり、二人は無花果の葉をつづりあわせて腰に巻いた。

(パンドラの箱)
 原子(アトム)の原語(ギリシャ語)には「分割できないもの」という意味がある。宗教的には「分割してはならないもの」と受け取ることができる。その原子を破壊すれば「処置不可能な死神の跳梁」を許してしまうことになる。
「原子の箱」を開けて出てきたものは、エネルギーの他には「死神」だけであった。原発は死神の使者(死の灰)をまき散らし自然の秩序を破壊し続けている。
 原子爆弾の製造に成功した時、オッペンハイマー博士は「われわれは遂に「死神」を開放してしまった」と叫んだ。アインシュタイン博士も、戦後は原爆に反対して平和運動に身を投じている。

 一昨年の12月、橋本左内氏が奈良市まで来られた折りに、私は天理市を案内したことがある。その時の印象を、過去のブログ記事「おふでさきを拝読する牧師さん」に記録しているので参照して下さることをおすすめしたい。

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今年(2016)8月4日に朝日新聞の取材を受けて記事と共に掲載された近影です。記事については8/15更新のブログを参照してください。今年84歳にしては若く見えるでしょう?

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