ブログ<原典からの出発>(since2009.12.16)

天理市から発信する 教内外の情報満載のブログです。 10年前から開設しているHP<天理と刻限>の姉妹版として、 原典と現実をむすぶ「理」の情報を提供します。

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(補足)日本人にとって「神」とは何か?

 日本には西欧やイスラム圏のように<絶対的な唯一の神>がなく、<自分が属している集団、自分の接している人々の間でみんなの意見が一致すればそれに従うという行動指針>が重要となり<人の和>が重んじられる。したがって<日本においては、行動を規定するものは、直接的な人間関係だけである>と岸田秀氏は語っている。
 つまり<「和」こそが原理>となるからで、<日本人は、これがみんなの意見だから、一致点だからということで、考えないで済むようにする。あの人がこう言ったから従ったといえば、自分は考えないでいいわけです>と。



 一方、山本氏は<日本人の社会には神がいないんですね。人間と人間がいて、お互いの間で相手の立場に立って話し合うわけです>と語っている。つまり、<人間と人間の話し合いで決めたことが重要>であり、<話し合いさえつけば、ほかのことはどうでもいい>という<無原則>に日本の社会の特徴があると。



 岸田氏は欧米人と日本人の「自我」を比較して、<ヨーロッパ人の自我は神に支えられ、日本人の自我は人間関係に支えられているという違いがある>として、<ヨーロッパ人にとって恐ろしいことは、神との契約、神の戒律に背いて神の怒りを買うことですが、日本人にとって恐ろしいことは、人びとに迷惑をかけ、人びとから非難され、見捨てられることです>とも語っている。



 もちろん日本にも神様はあるのだが、神と人を相対的に同じレベルでしか受け取らないということであり、親神様・教祖を信心している筈の天理教内においても、同じ受け取り方が見られるのは何故か。やはり日本人だから当然、では済まされない問題であろう。

 ちなみに

「おさしづ」には血縁(親族)に関して次のような諭しがある。
「このやしきでは親族の理では、世上救ける事が出来ん」                     (24.1.28)
「神一条の道は皆兄弟。いずこの理を以て親族、親族は心の結び合い、他人というはほのかな理、神一条の理は神やしき、鏡やしきという。・・・神一条の道には親族は無い」(23.6.21)

(付記)
前回に出ている「共同体」の意味については、当ブログで以前に発信しました
(連載)「立て替え」の必然的な道すじ(4)破局に至る共同体の運命を参照して下さることを期待しています。



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